NFL(National Football League)を楽しむ

最近、よくNFLの試合を見ています。アメリカンフットボールのプロリーグです。もちろんアメリカのね。
NFLのおおよその日程は、9月からシーズンに入り、年末までがレギュラーシーズン。年明けからプレーオフ。最終的にチャンピオンを決めるのが、1月下旬に行われるスーパーボウルです。
システムは大リーグに良く似ています。NFCとAFCの二つのリーグがあり、それぞれ東西南北4地区に各4チームが所属、合計32チームあります。プレーオフには、各リーグでそれぞれ6チームが進出します。地区優勝4チームの他にワイルドカードで2チーム。(これは優勝を逃したチームの中で成績の良かった上位2チームです。)この6チームでトーナメントを争いますが、勝率の良い2チームはシードされ、最も勝率の良いチームはリーグ決勝までホームで戦えます。NFCとAFC、各リーグの優勝チームが最後に激突するのがスーパーボウルです。勝者は1試合で決まるので、野球のプレーオフワールドシリーズより集中して見られます。

私はBS1でしか見ていませんが、今年は毎週3試合ずつ放送してくれるので見応えがあります。でも、そのうち2試合は夜の01時から03時とか、とんでもない時間に放映するので、録画して見ています。録画してあると、途中で寝てもまた見られるので安心ですw ただ、番組変更などで途中で切れてしまう時は涙ものですが…。

観戦風景


今夜のお供、“Four Roses”

見るときは、いつもバーボン。『よりアメリカっぽい雰囲気にひたりたい』からです。


そもそもアメリカンフットボールを見るようになった理由っていうのは…「二十歳の失恋」がきっかけです。失恋して、寂しくて、悔しくて、夜眠れなくて、深夜何となくテレビを見ていたら、たまたま映ったのがアメリカンフットボールだっだのです。大の男たちがフルパワーでぶつかるし、信じられないようなスーパープレイは出てくるし、一瞬にして攻守が入れ替わるインターセプトなど、見ていてかなりストレス解消になりました。つたない記憶によると、あの番組は当時のNETテレビの「ウィ・ラブ・フットボール」だったと思います。解説は金沢好夫氏と記憶しているのですが、合っているかなぁ?いくつか記憶が混じっているかもです。
ちなみに、初めて見たスーパーボウルは、1980年1月の第14回。ピッツバーグ・スティーラーズクォーターバック、テリー・ブラッドショーを強烈に憶えています。


さて、困った事に?、現在、一推しのチームがないんですよね。ほとんどDD状態です。80年代後半はサンフランシスコ・フォーティナイナーズジョー・モンタナが自分のヒーローでした。サンフランシスコも最近は低迷しているなぁ…。90年代はダラス・カウボーイズが強くて良く見ていましたが、オーナーがわがままでチームまで嫌いになりました。(どこかのナベ■ネみたいw)


NFLのスゴイところは、チーム力が均衡して行くように、システムとしてできている点です。

  • レギュラーシーズン16試合のうち、同地区3チームがホーム&アウェイで6試合、他は前シーズンに似たような成績だったチーム(リーグ関係なく)です。
  • ドラフトは完全ウェーバー制。前年度成績の悪かったチームから指名して行きます。
  • サラリーキャップ。1チームにおける、選手全体のサラリーの金額が決まっています。これによって、金持ち球団がスター選手を独占する、なんて事はありません。

…日本のプロスポーツが見習って欲しいような気もするんですけど…きっと気のせいでしょう(笑)。


そういえば、いつもコンサートに、デリック・トーマスのジャージを着て来るファンの人がいるなぁ。デリック・トーマス。カンサスシティ・チーフスの超一流ラインバッカー(ディフェンス)でしたけど、現役のうちに交通事故で亡くなってしまった惜しい選手です。ハローのファンの中にもNFL好きな人がいるんだなぁ、と、見かけるたび思っています。

あっ、その昔、ビデオデッキ買ったのも、BSチューナーとアンテナ買ったのも、NFL見たさでした。うん、なんだか懐かしいなぁ。