早朝寄席

ダンディー宿泊の翌朝の定番、早朝寄席です。(ここ前々回のコピペ…(笑))


今回は…

三遊亭日るね   『粗忽の釘
柳家ほたる    『臆病源兵衛
春風亭ぴっかり☆ 『表彰状』
柳家ろべえ    『妾馬』

でした。


今日は新しい試み。画像入れてみます。いただいたチラシの中に、四人とも顔の画像がありましたので。


日るね(ひるね)さんは本日2人の女流のうちの一人。今日のお二人、それぞれテイストが違って面白いです。ひるねさんは言ってみれば「のほほん天然系」でしょう。まくらは、そそっかしい私…。ある時の舞台で、そうそうたる面々と一緒に踊って、最後に頭を下げたら、誰かにコツンとやられ、あれ?と思ったら、幕が下がってきていた…とか。あとは品川から新幹線に乗ったら東京に着いた話、手ぬぐいの話。その話から粗忽者の話に持って行きます。流石です。あわてん坊の大工が、ほうきをかけるための長い釘を打ち込んでしまい、隣に謝りに行く…という話です。


ほたるさん、五厘刈りの坊主頭。夏になると得意の怖い話でお呼びがかかるそうですが、実は怖い話が苦手。ゆうれい探知機というアヤシイ機械を試したところ、台所で…反応!! そこにはおかみさんがいた…とか(笑)。そのご自分を投影するごとく、臆病だけどスケベな男を脅かそう…という話。だけど脅かす側が失神して死んでしまう(カン違いですが)という話です。いろんな仕草が楽しめました。上手そうに酒を飲む仕草、ノックする音、そして怖がる仕草。これも地なのかも…(笑)。


ぴっかり☆(ぴっかり)さんは人気者みたい。こちらは「おしゃべりマシンガン系」。ちょっと小柄で、明るいおしゃべりっ子、確かに男子に人気のありそうなタイプです。最近、東宝芸能という事務所に所属したそうですが、その事務所では初めての噺家で、「文化人」枠だそうです。初めてということでいろいろな混乱も…例えば名前を呼ばれる時に「春風亭さん」と、名字(?)で呼ばれたり…いったい何人同姓の人がいるんでしょ?(笑)。演目は、人には良い事をしたい、悪い事をしたい、両方あるけれど…表彰状をもらってしまう泥棒の話です。


ろべえさんは、お客さんのヤジがあると、合わせて「やじろべえ」になれるそうです。風体は、ほたんさんとはまた対極な七三分けの紳士。出てきた時は、テンション低いけど、これ素なのかなぁ?と思いました。なんというか低血圧っぽい出方で、でも後でそれは前フリだとわかります。(そうだった…という事にしておきますw)テンションの高い八兵衛と、お殿様との演じ分け。べらんめえ口調と上品な口調、さらにはへべれけ口調と使い分けます。さすがトリを取るだけのことはあるなぁ。



…というわけで、今日も笑って帰ってきました。(ここ前回のコピペ…(笑))