追記・ドイツ村…ついでに「イルミネーションはキライ」

ドイツ村への旅行を振り返ってみます。今回の画像はタブレットで撮り、ツイッターにあげたものがほとんどです。


ドイツ村の入り口


メインの建物「マルクトプラッツ」。レストランやお土産屋があります。


真ん中右側が「丘の上ステージ」。その左側が客席で、既に皆さん場所取りしています。


これがステージ。ご覧の通り、逆光です。


園内は広々と、芝生が広がっています。このアングルのすぐ上に太陽があり、完全に逆光です。地平線の林、真ん中より右側に、あとで富士山が見えました。


上の画像の右側、続き。


ドイツ村到着時の燃費計。さすがに長距離走ると伸びます。


左側に太陽(まぶしくてわかりません)、右側に富士山。


富士山のアップ。


イルミネーション。


イルミネーションに関しては、天文屋なので否定派です。別に要らないじゃないか、電気の無駄じゃないか、と。もっとストレートに言うと、星を見るのに邪魔になるからキライ…って事です。ちなみに、夜空を光で汚すという意味の「光害」という単語の英訳には、"light pollution"(直訳だと「光汚染」かな)って単語があります。天文屋としては、わざわざ山の中に来たのに人工灯火なんか見たくない、と思うのです。町中では星が見えないので、星を見るためにわざわざ山の中に出かける、それが天文屋なのですから。
ただ、ドイツ村の客数を見るに、一般人(特に婦女子?)はイルミネーションが好きだなぁ…こりゃ商売のための人集めとしては使わない手はないなぁ…と思いました。LEDが普及してから、以前と比べると電気の消費量はだいぶ減っているはずですし、ソロバンをはじく担当の人なら、当然、考えると思います。
でも、私にも夜景を見て感動した事はあります。京都の夜景、ロスアンゼルスの夜景。一つ一つの明かりに人の暮らしがあるから…なんです、たぶん。(「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」の歌詞のとおりです。)でもなぁ…これが生活の照明でなく、商業的プロパガンダのネオンサインとか、わざとらしく(なんとかの一つ覚え的に)ライトアップされた建物とかだと、『またか』としか思わなくなっています。おまけにマスコミがまたしょうもない。テレビのニュースで「どこそこでライトアップが始まりました」ってニュース、「地域のほほえましい話題」としか取り扱いませんよね。夜空が汚れる原因とはもちろん、電気の無駄遣いとか、青少年の夜遊びの助長とか、そういう方向で取り上げられる事はまずありません。ちったぁ違った切り口で報道しないのかねぇ…と、いつも思います。
ライトアップに関してはまだ文句があります。古い建物を照らす時は、色温度の低い照明にしてくださいよ。江戸時代のお城は水銀灯ではなく、電球色みたいな、かがり火に近い温かい色の明かりにしましょうよ。全然似合ってる感じがしないんですよね。
さて、ひととおりイルミネーションに文句を言いましたので気が済みました(笑)。今回はこれのおかげでやなわらばーがライブしてくれる…ってことで、とりあえずは感謝しましょう。ありがたい限りです。




最後にオマケ。養老川河口に行く途中に見つけた看板。

ちょっと見づらい角度だったので、Google Mapからキャプチャしてみました。

これって逆効果だと思うんだよなぁ…(笑)。市原警察署さん、何やってんですか…(笑)。