いま、騒ぎになっていますけど、始まりはこの記事です。
…で、
【天文ファン激怒！】2020年 富士山ライトアップ計画【エネルギーの無駄？】
とか、
ベンチャー企業・パイフォトニクスが炎上「過去に富士山をライトアップしたって記録がないから俺達がやってやるぜ」←天文ファンや登山家「光害って言葉を知らないのか？」
とかの見出しが付くような事態になっております。
私の第一印象は、「また出てきたわ−、ライトアップ馬鹿…。」「ふざけるのもいい加減にしろよ」「やってみろよ。やってみて世界から笑われれば良いんだよ」「昆虫だけじゃなく、死んじゃう生物がたくさん出るのは間違いないなぁ」というもの。もうね、ライトアップはやめて欲しいわけです。これ以上、夜を…特に夜空を明るくしないで欲しい。空を明るくする必要もないし、資源の無駄遣いでもあるし。この件、もちろん大反対であるわけです。
興味深いのはfacebook。上記の企業のＴＬにコメントの山。いつもおとなしい天文屋さんが今回は容赦ない感じですけど、いつも言いたいけど我慢してるせいかなぁ…と思います。（私もそうです。）ただ匿名掲示板と違って、極めて理性的に、論拠ある理屈でもって意見を伝えていると思います。これに対して企業の代表様が今後どのような対応を見せるか、見守りたいと思っています。
私も一言コメントしようかと思ったのですが、言いたいことは既に他の方によって言い尽くされている感がありますので、直接のコメントはやめておき、こういった形で天文趣味のない方にも広めよう、と思った次第です。（このブログの読者様は、音楽趣味の友人が多いので…。）facebook でもツイッターでも同様にしています。
いろいろな人のコメントを読んでいて、あぁそれもあるなぁ、と思ったこと。強力な照明で富士山を照らしたら、登山客が危ないです。視野に強力な光が入りつつ、足元が暗い、これってとっても歩きづらいですよ。夜間作業していて親切心で照らしてくれるのはいいけど、顔を照らされて手元が見えなくて逆に迷惑した…なんて人も実は多いんじゃないかなぁ。
あー、あともう一つ、相変わらず一方から見ただけの記事を載せるマスコミさん、どうにかなりませんか？経済面なら経済だけしか考察しないのかな？むしろ、環境に対する影響とかも経済に深刻な影響を与えかねない重要な項目だと思うんですけどねぇ…。
一つ困った事が。上記の会社の製品ってどんなんかな、と思って検索したらAmazonの製品ページが開いたんですけど、あちこちのニュースサイトを見る度に、そのアフィリエイトが出現しやがんの…。あー、うっとおしい…。
