七夕は星を見よう!

…とか言いながら、今日は見ません。第一、晴れていませんし…。何が言いたいかというと…

  • 七夕は旧暦で!
  • 七夕には星を見よう!
  • 明かりを消して星を見よう!


今の時期、日本は全体的に梅雨で、星を見るのには適しません。それに、7月初旬の宵だと七夕の星がまだ低くて、見つけづらいのです。なので、もう少し星が高く上り、天候も安定した旧暦七夕あたりが、七夕の星を眺めるのに適しているのです。
子供の頃、商店街の「七夕まつり」が楽しみでした。きれいな飾りつけをして、いろんな出し物があって、夜である事を忘れるようなイベントでした。でも、星が好きになり、星座を憶えたりして天文熱が上がるにつれ、『七夕まつりとしては、これはおかしい』と思うようになりました。肝心の星が置き去りにされているし、逆に、わざわざ星が見えない環境を作りだしているわけです。
震災後、夜間照明を自粛するようになって、『星がきれいに見えるようになった』という感想をよく聞きます。これ、気のせいじゃなく、そのとおりなんです。そもそも街の中でなぜ星が見えないかというと、『大気汚染』と『人口灯火(光害)』の相乗効果なのです。この二代要素の片方がなくなるだけで、『星ってこんなにきれいだったんだ』と思うくらい、良く見えるようになります。


そんなわけで、皆さん、今年の七夕は『明かりを消して星を見よう!』。


こんなキャンペーンがあります。お時間のある時にご覧ください。
webページ管理者は、われらがやかん師匠です。
伝統的七夕ライトダウン2016キャンペーン

こちらのキャンペーン期間は、2011年7月7日(木)〜8月7日(日)。さすがに一ヶ月あれば、晴れる夜もあるでしょう。どうぞ皆さん、七夕は星を見てすごしてください!