加藤いづみ'09冬のツアー「北風と太陽」（追記）

加藤いづみ ギター

11月29日の、加藤いづみ'09冬のツアー「北風と太陽」コンサートレポートを、セットリストにいろいろ追記して書き直してみました。ツアーが始まったばかりなので、隠します。ネタバレ回避したい方は読まないことをお勧めします。

加藤いづみ'09冬のツアー「北風と太陽」
2009.11.29　DUO -Music Exchange-
MUSICIAN

1.パーティに君は来るの？【加藤・高橋】高橋Gibson（以下特記なければ同じ）
2.新世界【加藤・高橋】
　　MC　高橋研さんの紹介。最近見た夢について。
3.ナチュラル・ガール【加藤・高橋】
4.一番高い電信柱で【加藤・高橋】
5.コインパーキング【加藤・高橋】
　　MC
6.君のこと【加藤・高橋】
　　MC　狩野良昭さんの紹介。
7.地球はメリーゴーランド【加藤・高橋・狩野】狩野Gibson（以下特記なければ同じ）
8.風をあつめて【加藤・高橋・狩野】
9.初雪【加藤・高橋・狩野】
　　MC　今日は寒いですね。恵美直也さんの紹介。おでんトーク。サンタに何をお願いする？
10.木枯らしを抱きしめて【加藤・高橋・狩野・恵美】
11.好きになって、よかった【加藤・高橋・狩野・恵美】
　　MC
12.アーリークリスマスイブ【加藤・高橋・狩野・恵美】狩野12弦
13.Snow Bird【加藤・高橋・狩野・恵美】狩野12弦
14.Zero【加藤・高橋・狩野・恵美】
　　MC
15.ドライヴ【加藤・高橋・狩野・恵美】高橋12弦＆狩野12弦。12弦ギターのツインのサウンドは厚みがあります！
　　(ENCORE)
E1.言葉【加藤・高橋】
　　MC　クリスマスにライヴやります！ここからリクエストのコーナー。
E2.屋根の上で【加藤・高橋】
E3.シスター・ムーン【加藤・高橋】
E4.雨が降る靴【加藤・高橋】
　　MC
E5.手のひらに愛がいっぱい【加藤・高橋・狩野・恵美】
　　MC
E6.ああ、雪は降る【加藤・高橋・狩野・恵美】

MUSICIAN紹介＆トークより抜粋

  • 高橋研さんは、作詞作曲／プロデューサー／シンガー。代表作に「翼の折れたエンジェル」、また、おニャン子クラブなどにも曲を提供している方です。最近、ライヴが迫って来たせいか、イヤな夢を見たとか。ライヴが始まったんだけど、本番でギターが弾けなくなり、いづみさんに怒られる（笑）…という夢。プロの、ベテランのミュージシャンでもそういう事があるんですねぇ。
  • ギターの狩野良昭さんは、aiko、中島みゆき、その他たくさんのミュージシャンのレコーディングやライヴに参加しています。最近、タッキーのバックをつとめたそうです。
  • ベースの恵美直也さんも、aikoなどたくさんのミュージシャンのレコーディングやライヴに参加。狩野さんとは、最近はチャゲ＆飛鳥のツアーでずっと一緒だそうです。「どっちがチャゲ派でどっちが飛鳥派？（笑）」なんて、いづみさんに突っ込まれてました。また、ジョギングにこっていて、ここ一週間で50km走ったとか。「どこをめざしてるの？」「最速のベーシスト、とか？（笑）」


整理番号は70番台。でも、先に入った友人の隣がたまたま空いていて、幸運にも３列めの中央やや右に座れました。近いですねぇ…ライヴハウスだと、歌い手までの距離が近いです。５〜６ｍくらいかな？これじゃ双眼鏡出せないな（笑）。
最後の曲「ああ、雪は降る」ではリフレインをマイクなしの生声で歌ってくれました。最後のごあいさつ「ありがとうございました」も生声でしっかり聞こえていましたよ。こういう空気感は、ライヴハウスならではですねぇ。
とはいえ、よくあるライヴハウスの感じとはかなり違うと思われます。これ、ファンになった頃から感じている事なんですけど、いづみさんのファンの人って、シャイで真面目な人が多いんですよ。彼女の曲自体が、バラード系のもの、しっとり系のものがかなり多い、っていうこともあるのでしょう。いつもの事ですが、手拍子もいづみさんが始めないとなかなか出てこないですし、誰も立ち上がりませんでしたし。もっとも、立ってノリノリの曲というと…「Snow Bird」「Zero」「手のひらに愛がいっぱい」といったところでしょうか。以前、アンコールだからとうっかり立ち上がったら、しっとり曲が始まって、座るに座れなくなった…という経験もありました（笑）。
でも、いづみさんの人柄は、どっちかというとカラッとした感じです。「髪を切ってしまおう」の曲を聴いた後、ラジオ（当時のオールナイトニッポンなど）を聴くと、かなりのギャップが（笑）。いえ、中島みゆき大先生ほどではありませんけど…。
終了後は、ＣＤ購入者との握手会。買ったＣＤにサインをしながら、二言三言の会話ができます。もちろん「剥がし」もありません。古くからのファンの方は、いづみさんの方から話しかけてきたりします。私は、こんな感じでした。
　　どか ＜ お久しぶりです。夏のライヴ来られなくてすみませんでしたぁ。
　　いづ ＜ いいの、いいの、無理はしないで、でもなるべく、来て下さいね〜。
　　どか ＜ ありがとうございました。
　　いづ ＜ ありがとうございました。また来てね。
アコースティックギターとベースだけのシンプルなバッキング。アコギ好きな私にとっては、これ、大好物です。当たり前だけど、こんな事言うとプロに失礼だけど、ギター上手いですよねぇ（笑）。
いづみさん、相変わらず、透き通る、伸びのある声。ママになっても変わらずに歌ってくれます。今回も素敵な声を聴かせてくれて、ありがとうございました。外は北風で寒いけど、心がほんのりと暖まる…そんな、タイトルどおりのライヴでした。