痛快!こんぶ王国

先週の「痛快!ベリーズ王国」は、夏焼さんと熊井さんが担当でした。
マジアツトークのコーナーで、夏焼さんが「昆布(こんぶ)」に関して熱いトークを繰り広げていました。一時、Berryz工房で、昆布が大流行したそうです。たしか夏焼さんは「お酢」も好きなはずなので「酢こんぶ」のトークなのかなぁ、と予想したのですが、ちょっと違いました。それは「とろべ〜」。これのようです。(商品名言っちゃってたけど、良いのかなぁ?)

 おやつ昆布「とろべ〜」

この実店舗、いつもお世話になるカプセルホテルのすぐ近くです。今度、買ってこよう。


近くのスーパーでは「とろべ〜」はなかったので、代わりに固いヤツ「おやつ昆布」を買ってきました。夏焼さん曰く『慣れない人は喉に刺さるよね〜』という、恐怖の「パリパリ昆布」です。

かみ砕くと危険!喉に刺さるのは怖いので、ゆっくりのんびり、しゃぶって食べています。ほんのりと塩味。そして昆布のうまみ成分であるグルタミン酸が、とろみともにほどよく口の中に溶けだし、なかなか美味しいです。日本酒や焼酎のつまみにもなるな、これ。


昆布…こんぶ…コンブ…。実は私、昆布には少々うるさいのです。(あくまでも「少々」ですけどw)今夜は昆布について、夏焼さんに負けずに熱く語りたいと思います。


皆さん、昆布はどこで取れるか知っていますか?そう、寒い北の方の海です。この「おやつ昆布」も北海道産ですし、天然物の昆布の95%は北海道産だと言われています。では、昆布が一番消費される県、どこだか知っていますか?(ここで隠しましょうw)

昆布の一番の消費県、それは、おきなわ〜!県なのです! (近年は消費量が減っているらしいですが…)
意外でしょ?昆布は沖縄の近海では取れないんですよ。でも沖縄料理に昆布は不可欠。ソーキ(豚肉のあばら肉)を煮る時にも欠かせないダシですし、クーブイリチーという昆布の炒め料理もあります。
実は、沖縄が昆布を中国へ輸出する上で拠点になっていた、という歴史的事実があるのです。その昆布を、生産地である北海道から関西方面に運んでいたのが「北前船」。その寄港地の一つであった福井県敦賀市は、昆布加工そして流通拠点として大いに栄えたということです。(そのルートを「コンブロード」と呼ぶそうですw)
ここまでのこと、実は敦賀を旅行した時に勉強しました。敦賀には「昆布館」という、昆布のことなら何でもわかる、昆布ヲタ垂涎の聖地があるのです。昆布の歴史がわかる展示はもちろん、昆布加工の工場見学もできます。またスーパーシアターでは『200インチの大画面で、昆布館オリジナル映画を上映。ダイナミックで神秘的な、昆布の映像をご覧いただけます。』というサービスも。ちなみに上映作品は同館オリジナルの「昆布をたたえる映画」です。もちろん、お土産コーナーには、調味料、昆布茶はもちろん、昆布製品がずらり。テイクアウトコーナーでは、他では味わえない「こんぶソフトクリーム」が待っています。(想像してごらん。昆布が入ったソフトクリームを…。)
(私が行った時には喫茶コーナーがあって、『こんぶパフェとかあったりして(笑)』と仲間と笑っていたら、本当にあった!という事件がありました。もちろん食べましたよ。予想よりは美味しかった記憶があります。でも現在ウェブで見るかぎり、喫茶コーナーはないようです。)
そんな聖地・昆布館はこちら→敦賀昆布館
ああぁっ!なんてこった! (by タシロ艦長)昆布館のページを見ると、北海道、函館の近くにも昆布館があるんですね!いつか行ってみたいぞ、待ってろよ、夏焼!じゃなかった、待ってろよ、北海道昆布館!

とくべつふろく  昆布専門用語集(抄)

  • オリコン→オリジナル昆布茶。これの売り上げグラフを「オリコンチャート」と言う。
  • コンパ→昆布パーティ。『ねぇちゃん、コンパやろうぜ、コンパ。』などと使う。
  • コンビニ→昆布を入れるためのビニール袋。
  • コンドーム→北海道昆布館のドームシアター。
  • パソコン→個人ユーザーのための昆布。オフコンはオフ会用の昆布。
  • □リコン→幼い昆布。または特に幼い昆布を好む人たち。