金星食

今日は「金星食」が見られました。月による金星の掩蔽現象で、今回は昼間の天文現象です。

昨日から天気予報があまり芳しくなく、曇ると思って何も準備していませんでした。潜入時刻に近くなっても薄雲が取れず、いまひとつ気合いが入らずにいました。
で…でも気がついたら、薄雲を通して月も金星も見えていました。あらま、びっくり。じゃあいつも月を撮るコンデジで手持ち撮影しましょう、と撮ったのがこのシリーズです。
潜入時刻前の空。このコマではまだ雲の中です。
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杉林の真ん中少し右、丸い坊主頭のような杉の木の少し上に、月を発見。左下には金星。画面左上端には電線が写っています。
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これは潜入直前。潜入には2分ほどかかりますが、双眼鏡で白い金星が少しずつ消えていく様子が観察できました。
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金星が月の後ろに40分以上も隠れているものですから、その間ヒマです。とりあえず太陽を撮ってみました。黒点が2群見えます。
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出現予報時刻が近づきましたが、また雲の中。なんとか雲から抜けたのがこのコマです。電柱の頂上近くに月が見えます。
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出現の時の連続写真。…といっても不揃いです。
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結局、出現もちゃんと見られました。

情景写真というか何というか…。『見えたとしても、終始こんな感じなんだろうな…』と思っていました。
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いつも撮るこんな感じの画像、今日はオマケです。暗くなってから撮った「月と金星」。露出時間が違うコマを並べます。地球照もご覧下さい。
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さて、本格的に暗くなってくる頃、こんな感じに曇ってきました。ギリギリセーフでしたね…。
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