金環食まであと一ヶ月となりました。
肉眼での観察用に、太陽観測フィルターを自作しました。たくさん作って知り合いに配り回る予定です。
まずは材料。
左は、目の安全を配慮して作られた、太陽観測専用のフィルターです。右は、枠になる色画用紙。
ツール類。
背景の緑色はカッティングマット。スティックのり、テープのり、ピンセット、カッター。
バーダー社の太陽観測フィルター。見た目は「銀色のセロハン」といった感じで、ペラペラです。このままでは使いにくいので、枠を作って持ちやすくします。
色画用紙に、エクセルで作ったパターンを印刷。
A4の色画用紙(左)から3枚の台紙(右)ができます。この台紙に枠を開け、二つ折りにして、間にフィルターをはさむのです。
台紙。このパターンに約1年かけていろんなアイデアを盛り込んでいます。例えば、これから日本でいつ日食が見られるかというデータ。今回だけで捨てないで長く使って欲しい、という思いを込めています。
フィルターを予定の大きさにカット。最も大事なパーツなので、慎重に。
台紙にカッターで窓を開け、窓枠の内側にテープのりをつけます。ここにフィルターを乗せ、貼り合わせます。昔、スライドを作ったのを思い出します。
台紙の外周はスティックのりでしっかりと貼り合わせています。
ここまでで半分完成。並べるとカラフルで、なんとなく欲しくなりませんか?(笑)
このままでも使用できますが、耐久性を考慮して、ラミネートすることにしました。ラミネートすると面精度は落ちますが、肉眼観察用と割り切って、耐久性を優先させることにしました。
ラミネータ。「大は小を兼ねる」と思って、A3までできるのを買っちゃいました。…でも大きすぎて邪魔(笑)。A4専用機でも良かったなぁ。
ラミネータが暖まったら、まず、専用フィルムに太陽フィルターをはさみこみます。A5用のフィルムに2枚の太陽フィルターが入ります。
ラミネート完成。(透明なので、わざと光らせています。)
これをカッターで切断して、最後の仕上げに、角を丸くカットします。
完成品。全8色。ラミネートされて丈夫なので、しおりとしても使えます。タテ寸法がA4の短辺そのままなので、A4書籍用にぴったり。ただ、はさんだまま日食当日忘れてしまうかも(笑)。
ど寒ブログ製「太陽観測フィルター」7大特徴!
- 太陽を見ても安心なバーダー社製フィルター使用。
- 太陽観測のヒント(要するに注意書き)付き。
- 本体カラーはカラフルな8色。
- 表面はラミネートだから指紋もつかず、丈夫で長持ち。
- 右目と左目を分離していないので、眼幅が狭いお子さんにも使えます。
- これから日本で見られる日食の月日を記入、長生きの指針にどうぞ(笑)。
- 「晴天祈願」「眼内安全」(笑)の気を込めました。
金環日食まであと一ヶ月しかありませんが、これから増産体制に入ります。お知り合いで、直接会う機会のある方、お声かけください。
℃-ute現場では4月14日越谷で第1回配布をしました。5月3日・4日の中野にも行きます。また、Berryz工房現場は、4月28日中野の夜公演に行く予定です。色に関しては早いもの勝ちですので、ごひいきのメンバーカラーがあるかどうかは運次第です(笑)。