フルートの発表会

2月から楽器店でフルートを習っていますが、今日はその発表会がありました。
楽器店の一角に20畳くらいの貸しスタジオがあるのですが、今日は発表会会場に模様替え。飾り付けや、ライティングも凝っていて、雰囲気を出しています。このスタジオに、今日はみっしりと人が入っていました。ほとんどは出演者(つまり受講生)ですけど。
出演者は全部で16組。スタンダードあり、クラシックあり、ジャンルは様々。また、ソロあり、アンサンブルあり、形式も様々です。私は、ジャズの名曲「Summertime」を演奏しました。店長さんがドラム、先生がピアノ、店員さんの一人がギターで、四人編成のにわかバンドです。ジャズなんで、アドリブがあるのは当たり前ですから、間違えても「アドリブです」と言い切ってしまえば良いという気楽さがあります(笑)。
とはいえ、緊張しました。とにかく緊張しました。いや、ステージに立つ直前までは『あれ?あんまり緊張していないな。今日はうまく行くかな?』なんて思っていたんですけどね。いざステージのセンターに立つと…胸の鼓動はドキドキ、目先はクラクラ、負けそう、負けそう♪…な状態で、緊張していなくても動かない指先が、さらに動かなくなる始末。あーあ、練習だと、もうちょっとうまく吹けるんだけどなぁ。
16組が終わると、出演者全員での合奏。ホルストの「Jupiter」の一節を二部合奏しました。セカンドのパートを吹いたのですが、途中でわからなくなって4小節くらい飛ばしました(笑)。でも人数が多いから大丈夫。
最後に、先生が模範演奏。われわれ受講生は、お手本としての演奏はよく聴いていますが、先生の本気の演奏を聴く機会というのはそうはありません。いやー、当たり前だけど、うまいわー、さすがだわー。フルートの大きな魅力の一つである、早いパッセージを存分に使っての演奏でした。あんなふうに指が動くようになるのはいつのことだろうなぁ…。って、その日が来るわけもないか…。
こんな感じで、大緊張の発表会でしたけど、そんな緊張感も楽しさのうちです。そう、あの緊張感があってこそのライブですからね。次回はもうちょっとうまく吹けるようになろう、そう思った次第です。そして今、一つの目標をやりとげた安心感を感じています。お疲れ、自分!