「いいかげんに片づけて美しく暮らす」

Buono!の作詞でおなじみ、岩里祐穂さんの著書を読んでみました。文庫本です。


あの素敵な詩は、こういう暮らしの中から出てきてるんだなぁ。


最初に言いますが、別に、この本を読んだからと言って部屋が片づくわけでもありませんし、片づけの必勝法が書いてあるわけでもありません。むしろ『私はこんなふうにこだわって片づけた』…という事が、豊富な写真とともに平易な文体で語られて行きます。私みたいに、インテリアにこだわらない人にしてみれば、『そういうこだわり方もあるんだぁ…なるほど。』ぐらいな感想です。でも、肩のこらない、ちょっと時間のあいた時にながめられる読み物です。
時折、詩がはさまっています。その中に、「バケツの水」の原型になったであろう詩があります。Buono!ファンの方、ここだけでもぜひ立ち読みしてみてください。


いいかげんに片づけて美しく暮らす (集英社文庫)

いいかげんに片づけて美しく暮らす (集英社文庫)