今夜の一杯「GANCIA SPUMANTE ROSSO」

ガンチア・スプマンテ・ロッソ。ガンチア社のスプマンテ(スパークリングワイン)のロッソ(赤)です。375mlのハーフボトルです。このくらいの量、一人で飲むにはちょうど良いですね。

甘味・酸味・渋味のバランスがほど良くとれていて、飲みやすいスパークリングです。炭酸の強さは、普通かな。うん、おいしいです。

某ウェブページより拝借。この会社も幕末の頃にいろんな動きがありますね。


1850年にフランスのシャンパーニュ地方からの留学から帰国した、創業者“カルロ・ガンチア”氏の「イタリアらしいスパークリンワインをつくりたい」という強い思いから、アスティ・スプマンテづくりが始まりました。
1865年、「アスティ・スプマンテ」の原型となる「モスカート・シャンパーニュ」と命名されたイタリア初のスパークリングワインの製造・販売がガンチア社により始まりました。それが後に「アスティ・スプマンテ」と呼ばれるようになったことから「アスティ・スプマンテ」の創始者として、 広く世界に認められています。
華やかで優しい味わいの甘口スパークリングワインは、瞬く間に人気を博し、その後スプマンテとしては 初めてD.O.C.G.に認定され、名実ともにイタリアが世界に誇る銘酒となったのです。150年前に始まったガンチアの情熱と伝統は、5代目当主ランベルト・ガンチアによって現在も受け継がれています。
ガンチア社が生産するアスティは、1993年にイタリアワイン法で定められたDOCG(統制保証付原産地呼称)へ昇格、イタリア全土で28ブランドしか指定を受けていない最上級ランクへの仲間入りを果たしました。
さらに現在の5代目当主であるヴァラリーノ・ガンチアは、創業以来続く家族経営の伝統を貫きながら、「アスティ・スプマンテ」をはじめとするスパークリングワインの他、品質の高いスティルワインやヴェルモットを製造し世界中に販売、ワールドワイドなトップブランドとしての地位をさらに強固なものとしています。


補足すると、上記の「アスティ」というのは、スプマンテの中の産地指定で、アレッサンドリア県アスティ県クーネオ県で生産されるワインです。フランスにおける「シャンパン」のようなものです。この、アスティを名乗るために許されるブドウは、モスカート・ビアンコのみです。一方、今夜のスプマンテは赤です。ブラケット種やマルヴァジーア種から作られていますので、「アスティ」とは名乗れないわけです。
(自分で調べて自分で書いて、自分で「へー」と関心しています。ブログ書くのも勉強になります。)