怪しい観測者

今夜、帰宅するとすぐに、双眼鏡で彗星観測していたんです。ちょうどその時、宅配便屋さんが来ました。たぶん『怪しい…！』と思っただろうなｗ

今日は昼から晴れていまして、久しぶりにルーリン彗星が見えそうな感じでした。ただ、19時過ぎには月が上ってきてしまうので、できればそれまでに観測をすませたかったのです。急いで帰ってくる途中、ちょうど地平線のすぐ上に、真っ赤な月が上ってきました。『あらら、出てきちゃったよ。急がなきゃ』というわけで、帰宅後、すぐに観測開始。着替えている時間も節約、ネクタイをしたままでした。
観測場所は自宅の庭ですが、外灯が目に入ると観測の邪魔になりますので、自分の車を盾にします。車の影に隠れるようにして、双眼鏡をのぞきます。なるべく集中できるように、折りたたみイスに座ります。
さらに、余計な照明は観測の障害になりますので、自宅の照明はつけません。家は真っ暗で留守のように見えるはずです。

そこに宅配便屋さんが来ました。驚いたと思いますよ。一見、真っ暗で誰もいないように見える家、だけど車は止まっているぞ、誰かいるのかな？…と思ったら、「車の陰からネクタイをした男が双眼鏡を持って出てきた」わけですから。さて、どんな風に思われたんでしょうね？？？

そんなわけで、届いた「maasa」の表紙のまぁさん、『何やってるんですかぁ？ｗ』と言っているように見えてしまうのです（笑）。

maasa 須藤茉麻写真集