私の愛機(望遠鏡)

また晴れたので彗星観測しました。結果は先日と似たようなものですんで省略しますが、今夜は望遠鏡をデジカメで撮りましたので、紹介します。実は、前回観測の話の更新をした時、デジカメの電池切れで撮れなかったのです。

まずは、全景です。口径31cmの反射望遠鏡で、ドブソニアン式とよばれる架台に載っています。この方式は単純な構造で、自作も比較的簡単です。私の望遠鏡は先輩に作っていただいた物で、メーカー品ではないので自作と言えるのでしょうけど、自分で作ったわけではないので、胸を張って「自作です」とは言えません。強いて言えば「他作」でしょうかw


大きさがよくわかりませんね。それではオーナーのどかん氏(身長165cm)に登場していただきましょうww高いところを見るときは背が届かないので、脚立は必需品です。


前から見たところ。底に反射鏡「主鏡」が見えます。手前の丸い部分の向こう側に、斜めの鏡「斜鏡」がついていて、主鏡で集めた光を右側に出します。


接眼部付近。集めた光をアイピース(接眼レンズ)で拡大します。上についているのは、目的の天体を視野に導入するためのファインダー。望遠鏡の視野は狭いので、あらかじめ平行調整しておいた小さい望遠鏡で天体をつかまえます。私は、双眼鏡の片方を使っています。


今夜は、新しく買ったアイピースを使って土星を見ました。思ったよりも良く見えました。デジカメを手持ちで撮ってみましたが、手ブレがひどいです。っていうか普通、惑星は手持ちじゃ撮りません。ちなみに35mmカメラに換算すると5700mm相当です。どう考えても無謀です…。
実際はもっと良く見えましたので、念のため。