…実は
…大失敗です(笑)。
そもそもなんでこれを作ろうと思い立ったかというと…『もったいない』からです。
父の葬式の時の果物が余っていたんですが、もう一ヶ月もたってしまい、カビていたり、しわしわだったりです。でも果物というのはスゴイんですよね。表面がどうなっていても、一定の水分をキープしているんです。…というのを経験的に知っていますので、カビが見えても『まぁ大丈夫だろ』くらいの気持ちでいました(笑)。
問題はパイナップル。どうやって食べるのがいいのかな?…って迷っているうちに時間がたってしまいました。もう鮮度は期待できないから、絞ってジュースにしちゃおう、と決心したのがもう2月中旬。つい先日、『そうだ、好きなカクテルにパイナップル使うのがあったなぁ』と思い立ち、ピニャ・コラーダを生ジュースで作ろう、と思い立ちました。
そんなわけで材料を揃えました。
ラム、パイナップル、ココナツミルク。画像ではちょっと緑に見えますが、実はパイナップルの葉っぱ、すっかり茶色くなってしまっています。
さて、パイナップルを搾ります。…が、このジューサーがくせ者…。
普段はミキサーとして、毎日のようにコーヒー豆を挽いています。(向かって右側)
これにアタッチメントを装着し、ジューサーとして使うわけです。(下の画像)
ジューサー準備完了。しかし、果肉の色が悪いですね…(笑)。鮮度がもう…。
ここまでセットして、スイッチオン。…あれ???動かないぞ…???音だけだぞ???
どうも中で空転しているようです。これはつまり、ミキサーの中央部分がジューサー刃の裏面にはまって回転するはずなんですが、どうもここにすき間が空いてしまっているようなのです。
さぁここであきらめるか???否!否!否!そんなもったいない事!…と、思いついたのが、「ティッシュを詰める」事。ティッシュペーパーを2枚、折りたたんでミキサーの刃の上に置き、ジューサーをやや無理矢理はめこんでみました。
スイッチオン!…ちょっとためらいながらも動き始めました。ちょっとずつですけど、カットした果肉がすりおろし状になっていきます。とろとろになったパイナップルを、ざるとボウルを使って絞り、ジュースを取り出しました。
次はココナッツミルク。これは今夜に備えて買ってきました。…で、開けてみれば愛…じゃなくて、開けてみたら、しっかり固まっていました…(笑)。気温が低いせいなんでしょうか。仕方なく、シェィカーにはこの固まりを投入しました。あとで底の方をスプーンでかきまぜたら、液体の部分もあったんですけどね…。
やっと、シェイクします。
- ラム…30ml
- パイナップルジュース…80ml
- ココナッツミルク…30ml
シェイカー振るのも何年ぶりだろう?震災より後は振っていないと思います。すると4年ぶり以上、もしかすると5年ぶりかな…。ちょっと感慨深く、また懐かしく、シェィカーを振りました。氷の冷たさが伝わってくるのは、昔のままです。
もうほとんど障害物競走でしたけど、一応、できました。果実が熟しすぎている(肉は腐る寸前がうまいっしょー、って言いますよねw)きらいはありましたけど、懐かしいピニャ・コラーダです。