歯医者に行きました

昨夜、痛くて何時間か眠れなかったのです…。『こりゃダメだ、今日は歯医者に行こう』と決心。2時間の休暇をとって夕方、歯医者に行きました。
といっても当地に引っ越してきてから初めての歯医者です。ネットで調べるところから開始です。すると、そこそこの田舎なのに徒歩圏に2軒もありました。近い方のT歯科医院に行ってみると、あいにく日・水曜日が休診日。次に近いA歯科医院はやっていました。こちらは日・木曜日が休診日ですね。さっそくA歯科にかけこみました。
受付で聞くと、予約で一杯のようですが、『痛むんですか?先生に聞いてみますね。』と、なんとかしてくれました。実はここ、毎日の通勤路の途中にありまして、『ここに歯医者があるんだなぁ』くらいの予備意識はありました。
よく考えてみると、歯医者に来るのは15年ぶりになります。前も、住んでいた住宅からほど近い歯科医院まで歩いて行きましたけど、あの時キレイだった衛生士のお姉さんも、たぶん今は…あ、いや、やめとこう。自分だっていい加減ヲッサンだし…(笑)。


A歯科医院、建物も施設も新しくて、明るい雰囲気です。診察台に座ると、田園風景の中にいつもの通勤路が見えます。『違う角度から日常風景を見る』って、けっこう面白いものです。それはさておき、問診、レントゲン撮影の後、いよいよ治療です。まな板の上の恋、いや、鯉です。
レントゲンと現状を見たところ、どの歯が痛んでいるのかよくわからず、また、歯槽膿漏は全体的に進行しているので、とりあえず痛む歯をまず治して、それから歯槽膿漏の治療をしましょう、ということになりました。「たぶんこの歯」という左下犬歯の隣の小臼歯を削って神経を殺すことになり、歯茎の麻酔です。すごく久しぶりですけど、やっぱり痛いですね…。
それから始まりました。「キュイーン」タイム。麻酔が効いているのですが、『あ、今、痛いところを削っているな』というのは何となくわかります。伝わってくる微妙な痛みに似た感覚があります。うーん…これを懐かしいというか、何というか…。
途中、手鏡を渡され、自分で治療の一部を見ることができました。「ほらこの出てくるやつ、これ全部虫歯の部分ですよ。エナメル質が…(くずれて?云々?)」先生のおっしゃるように、歯の奥から崩れた部分が出てきます。こうして崩れた部分が少しずつ溶けていくと、空洞になるんですねぇ。
削った部分に神経を殺す薬を入れて、今日の治療は終了です。麻酔のせいで口の内外の左半分が腫れぼったい感じです。しばらくは何も食べられません。といっても食欲もないけど。痛み止めの薬をもらい、次回の予約をして、家に帰りました。
「30分は何も食べないでください」と言われましたけど、最近の麻酔薬は速効性で早く切れるんでしょう。で、買い物して帰宅すると麻酔が切れてきた感じです。疼痛というか、鈍痛というか、そんな感覚です。うーん、片付けとかいろいろしなくちゃいけないんだけど、全く意欲が出ません。こんな時には休むに限ります。コタツでごろ寝。←って、毎日おんなじぢゃんか!(笑)


横になるとすぐに寝てしまい、気がついたら22時過ぎ。麻酔の腫れもひいて、買ってきた夕食を食べてようやく落ち着きました。