しゅごキャラ!10巻

しゅごキャラ!」10巻ですが、「ミュージカルしゅごキャラ!DVD付き限定版」を買いました。

そもそもミュージカルというものには馴染みがなく*1、どんなものかなぁ…と、「期待半分・不安半分」くらいで見てみました。うん、思ったより楽しめましたよ。これ、「しゅごキャラ!」好きな人は(もちろんエッグ好きな人も)けっこう楽しめると思います。(でもタモリさんみたいに「ミュージカルそのものが苦手」って人はダメかも…)
一番心配したのが、『なでしこ役が福田花音ちゃんって、どうなんだろう?』ってことです。なでしこと言えばすらっとした長身のキャラ。それを小さな「かにょん先生」で大丈夫なのかな?と思っていました。これ、たくさんの人が同様に不安だったと思います。しかし、見事に演じていましたね。身体の小ささを感じさせなかったです。もちろん、上げ底靴の効果もあるかもしれませんし、やや役、りま役の子がもっと小さな子だったせいもあります。でも何ていうか、堂々としていたなぁ。舞台の場数はダテにこなしていない…ですね。さすが、かにょん先生。
もう一つの心配は、主人公あむ役の前田憂佳ちゃん。ゆうかりんは、私としてはフニャッという印象が強く、「外向き強気キャラ」のあむ役がつとまるかなぁ、と不安でした。でも、ゆうかりんもずいぶん練習したんでしょうねぇ。主人公なので当然ソロで歌う場面も多いのですが、実に力強く歌い上げています。ゆうかりん、成長したなぁ。それと、ジャケットで見ると『えっ?』て思うピンクのヅラも、舞台ではむしろ良い意味で目立ち、しっかりキャラ立ちさせていました。
その他、月詠イクト役のKENNさん、バックステージも含めて、かっこいいですね。自分は長い足とは縁がないのでうらやましいです。あと残念ながら、佐保ちゃん、あやちょ、あんまり目立たなかったねぇ。もっと出番が多いと良かったなぁ。


エッグちゃんたちもどんどん成長して来ているなぁ、と実感。考えてみれば、エッグの「黄金世代」である現在の中3(ゆうかりん、かにょん、あやちょ。佐保ちゃんは1学年下)って、愛理ちゃん・りーちゃん・ちっさーと同級生。ベリキューの3人と比べると、水を開けられているというのは否めないところ。でもそれは、伸びしろがたくさんあるってことかもしれません。これからも、がんばれエッグ!

*1:でも幼少の頃見ていた「ひょっこりひょうたん島」、アレってミュージカルだよなぁ…。