The Side Of A Hill ライブ 

前にもライブに行ったSimon & GarfunkelコピーバンドThe Side Of A Hillさんのライブに行ってきました。3回目になります。


今回は、参加者の中から『歌ってみたい』という人を募り、何組か出てくるのが第一部(?)となります。The Side Of A Hillさんのライブを聴いてウズウズする人は私だけでなく何人もいるわけで、じゃぁやってみよう!そして、ご本家の前に、同じ場所でその緊張感をわれわれも味わってみよう、というわけです。もちろん、私、早々に申し込みました。あまり早すぎて忘れられていたみたいですけど…(笑)。
まぁともかく、1週間ほど気合い入れて練習しました。完成度はイマイチですけど、まぁいいや。なんとかなるだろう…。と、最近、とみにお気楽モードですね。あまり緊張しなくなったのも、良いんだか悪いんだか…?
気合い入れて、3月に入手した某古いギターを持って行きました。このギターを持ってお出かけするのは初めてです。若干緊張しながら高速バスに揺られて行ったのです。


中略…


セットリストは以下のとおり。

The Side Of A Hill ライブ

2013.10.6

綜合芸術茶房『喫茶茶会記』

ゲストライブの部(一部イニシャル表記。なお、敬称は略させていただきます。)


Kブラザーズ
1.America
   ※ ギターはおニューのD-18。切れの良い、それでいて優しい音です。本日の最若手、弟くんは高3だとか!将来が楽しみですし、また兄弟だけあって声質もよく似ていて、そろったきれいなハーモニーでした。


どかん
1.Song For The Asking
   ※ この曲、人前で演奏するのは初めてだと思います。練習…したんだけどなぁ…。途中ちょっとコードミスがありました。でも最後のチョーキングができたから、良しとします。


E&T
1.The Boxer
2.April Come She Will
3.The Sounds Of Silence
   ※ ギターはTさんのOOO-28。某オクで入手されたそうですが、新品同様。しかも、実に弾きやすいギターです。Tさんといえば、前回「Anji」をご披露されたテクニシャン。さすがです。


H&T
1.American Tune
   ※ 相方が別のイベント出演のため来られず、急遽Tさんがギターを。え、ホントににわかづくり?ってくらい完成度高し。


サイモンズ
1.Poem On The Underground
2.Wednesday Morning 3AM
3.Homeward Bound
   ※ 私のギターを使っていただきました。正面で聴くとこんな音がするんですね。うん、なかなか良いぞ。
   ※ こちらのグルーブは本当は3名構成だそうです。最初は緊張されている様子でしたけど、だんだんノリノリになって来ていました。ライブ慣れされているご様子。ぜひ3名構成のバージョンも聴いてみたいですね。

The Side Of A Hill ライブ
第一部
1.Mrs.Robinson
2.America
  (MC) 簡単で散漫な…じゃなく、簡単な自己紹介。お二人とも、私と同学年です。
   ※ ギターは40年もののS.Yairi。
3.April Come She Will (*)
4.Homeward Bound
  (MC) 高校時代、文化祭の甘酸っぱい思い出(笑)。
5.At The Zoo
  (MC)
6.Old Friend 〜 Bookends
7.The 59th Street Bridge Song
  (MC) 有名な曲ですので、皆さんご一緒に。
8.El Condor Pasa
  (MC) エコーの話。
9.American Tune
10.The Sounds Of Silence

第二部
11.Baby Driver
   ※ ギターはオープンDチューニング。
12.A Heart In New York
  (MC) 先日、北千住のライブハウスで歌いました。なんと、中林さんが喘息で、三上さんが一人で歌ったそうです。
13.I Am A Rock
14.Punky's Dilemma
(MC)歌の解釈のコーナー「Kathy's Song」
15.Kathy's Song (*)
16.Fakin' It (*)
17.Scarborough Fair
18.Hazy Shade Of Winter (*)
  (MC) ライブ告知。近々また北千住でライブの予定。
19.The Boxer
  (MC) 次が一応、最後の曲です。一応、です(笑)。
20.Bridge Over Troubled Water
(encore)
  (MC) 最後に皆さんのコーラスをお願いします。
E1.The Only Living Boy In New York

(*)…前回演奏しなかった曲

《参考》The Side Of A Hill の一ファンとしてのチェック!だぜ!
前回演奏した曲で今回しなかった曲は以下のとおり。
1.He Was My Brother
2.Flowers Never Bend With The Rainfall
3.The Dangling Conversation

ゲストライブに出られた皆さんとは短い時間ながらもいろいろお話できました。皆さん上手い。そして熱い。それぞれの心の中にS&Gが生きてるなぁ…と感じ入りました。(あー、でもコーラスが、ガーファンクルがいないのは自分だけだよ。まぁソロでも歌える曲を選んだんですけどね。でもちと寂しいナリ。やっぱりS&Gはコーラスがないとなぁ…。)
音場として、喫茶茶会記のあの空間は独特の良さがあります。小さな部屋で、PA一切無しの生歌・生音の勝負です。ところが、適度に反響して、自分の声が良い感じに聞こえてきます。マイクに向かって歌うつもりで歌っても、十分伝わるわけなんです。良いなあ。マイクに気を遣わなくてすむもんね。生歌の格好の練習になります。でも翻って、この場ばかりで歌っていると、マイクに声を乗せる技を、テクニックを忘れそう…ってのはぜいたくな悩みなんでしょうね。
(私も、いつもマイク無しで自宅で練習していますが、いざライブとなってマイクの前に立つと、マイクがあるだけで緊張しちゃうもんなぁ。)


   ※ S&Gファンにしてみると、マイクと言えば「マイク・ニコルズ」かもしれません…(笑)。


The Side Of A Hill のお二人、さすがです。やっぱり経験値って何物にも変えられない重さがありますね。ノーマイクで20曲歌ってまだ余裕のご様子。しっかりしたハーモニーは流石です。



それにしても楽しかったです。そして、上手い人の演奏を聴き、上手い人の前で(大胆にも)演奏させてもらう…。これもまた何物にも代えられない経験となりました。大好きな、得意のはずのS&Gですが、今回はお客さんもS&Gに詳しい方ばかり。誰かが言っていましたけど『お客さん全員が審査員みたいに思えた』、これ、あながちウソじゃありません。歌だけじゃなくギタープレイにも詳しいわけですから、コードミスなんてあっという間にバレバレです(笑)。とはいえ、皆さん、とても優しい審査員サマ。暖かい拍手をいただけるんですけどね(笑)。


いろいろな経験もして、やっぱりS&Gは自分の「心のふるさと」「ギター音楽の原点」だなぁと再認識した次第。自分の回帰すべき原点は、ここなのです。今日ライブでご一緒できた皆様、ありがとうございました。