つい先日、Buono!のコード譜を全て作り終えたわけですが、プリントアウトしたものを1冊にまとめてみました。
ver.1.0はこんな感じです。ホチキスで綴じて、背中に製本テープを貼っただけの簡単なものですが、自分の作ったモノが形になるって、なんだかうれしいですねぇ。
(表紙も文字だけで、なんとも無愛想な感じですし…)
もちろん、インデックス付きです。五十音順さくいんもあります。
開くとこんな感じ。手書きのページ数に、なんとも言えない手作りの味わいが(笑)。
ところが、試しに…と使っているうちに、後ろの方のページがとれてしまいました。ホチキス綴じの限界ですねぇ。それに、開いているページが演奏途中で閉じてしまったり、綴じ目に近い部分が曲がっていて見づらかったりします。
そこでいろいろ見たり考えたりしたあげく、たどりついたのが「リング製本」だったのです。
ヒントを与えてくれたのは星図でした。この星図、リング綴じで、たいへん使いやすいのです。
← Pocket Sky Atlas (Sky Publishing corp)*1
さて、リング製本にも種類がいくつかあります。
【参考】(有)カスガ紙工のHP
一番身近なのはスパイラルリング製本です。スケッチブックみたいなやつ、といえばおわかりでしょう。でもこれだと、コイル状になった綴じ具に、一つずつ穴を通して、くるくる回して行かなくてはなりません。面倒です…。かといって外注に出すほど需要があるとも思えませんし、第一お高くついてしまいます。(上の会社で、100部まで「一律7500円(消費税別)」です。)そして、『作りたい時に作れる』自由度がありません。(←ここ大事!)
さらに検索していくと、なんとか買えそうな値段のリング式製本機がいくつかありました。消耗品も大した値段ではありません。これを使わない手はないな、と早速、一番安いのを注文、数日後には届いていました。(一昨日の記事参照のこと。)
そして、無愛想だった表紙も、「せめて、Buono!らしく」と赤と黒のチェック*2にして、できたのがこのver.2.0です。じゃ〜ん!
開いたところ。放っておいても閉じません!リング製本はコード譜に向いています!
欠点ですが、一つは、ページの厚みの割りに、リングが厚くなるってことです。もう一つは、差し替えが容易ではないってこと。でもこれは製本機があればできますけどね。ある程度完成度が高くなって、人前に出しても良いってなった時に、綴じることにします。
★モニター募集のお知らせ
この歌本「Buono! SONGBOOK」を使ってくださる方を募集します。実費程度の負担をしていただきますが、基本的には「個人的にお譲りする」ものです。個人として楽しむ範囲でお使いください。*3
ご希望の方は今日のコメント欄にその旨ご記入ください。
今のところ、次のような予定です。
Buono! SONGBOOK 2007〜2009
アコギ弾きの皆さん、ぜひぜひ使ってみてください。ギター弾かない方も、CDなど聴きながら、歌詞の意味について思いをめぐらすのも良いですね。あっ、これを機会に、ギター弾いてみませんか!?
*1:この星図、気がついたら私が買ったときよりも安くなっていました!さすが円高!?
*2:この赤と黒のチェックにも、一つのドラマが…。新宿のカプセルホテルで寝ないで考えたアイデアですが、赤い紙に黒のチェック置けばいいじゃん!って事です。黒のチェックですが、最初、スクリーントーンをデジカメで撮って、それを加工してみたのですが、どうもコントラストが悪くてダメです。結局、お絵描きソフトで、Buono!のDVDジャケットを見本にしながらドットを一つずつ打っていき、パターンを作りました。それをコピペで増やして並べて作ったのがこれなのです。モノクロのgifファイルですので、ファイル容量は大したことありません。
*3:もちろん、原著作権は作詞作曲者にあります。そこの部分を良くお考えいただき、お取り扱いください。また、無料でお使いいただけますが、コード譜の部分の著作権を放棄するものではありません。