今夜の一杯「Glenrothes」

今夜は「グレンロセス」。蒸留所は、スペイサイドの小さな街ローゼスにあります。
独特の形のボトルに、控えめなラベルが、逆に印象的です。

ラベルには手書き風のテイスティングノートが記載されています。


色は薄めの琥珀色。アロマは柑橘系、オレンジを連想させます。フレーバーは、少し苦味を残したオレンジ。上品な甘味があとからやってきます。余韻も上品な感じで、ゆっくりと味わいたいモルトです。
このグレンロセス、あの「カティサーク」のメインの原酒です。スパニッシュオークのシェリー樽とアメリカンオークのシェリー樽(要するに、異なる木材を使った樽です)をヴァッティングしてあるそうです。


さて、スペイサイドの「グレン何々」シリーズはこれで一区切り。実はまだ蒸留所はあるのですが、わが家の在庫はもうありません。次回からはハイランドの「グレン何々」にしようか…?いや、まだスペイサイドが半分残っていますので、スペイサイドを続けることにします。あ、ちょっと寄り道する予定はありますけど。どうぞお楽しみに。