先月下旬、久しぶりに庭で天体写真を撮りました。カメラを一晩放置して日周運動を撮る、というもので、自分としてはおよそ7年ぶりだと思います。もっと前には雑誌の写真コンテストで掲載されたこともありますが、掲載は確か10年以上前でしたね…。
12月26日夕方~翌日明け方まで、庭の片隅にカメラを放置して撮影しました。放置…といってもバッテリーは一晩持たないので、延長コードを使ってACアダプター接続です。AC100Vが使えるのが自宅庭の強み。レンズの結露(この季節は霜です)防止のヒーターもACから電源が取れます。
幸い、一晩中良く晴れました。雲が出ると星の軌跡が途切れてしまうのですが、そういう事もなく、無事に180度の弧を描く星を撮影できました。
撮影した全てのコマを比較明合成したものです。恒星の、12時間の軌跡がわかる1枚になっています。

撮影は「30秒露出・30秒中断」の繰り返しです。12時間ということは、720回の繰り返しが必要になります。…が、多少のゆとりを持たせ(不測の事態に備える意味もあります)、予定時刻の前後10分ずつ撮影、全740コマとなりました。上の画像は、740コマの合成です。
さて、740コマになると、開始時と終了時は、天文薄明の時間となり、少し背景が明るいコマができてしまいます。そこで、740コマからちょうど12時間分の720コマを選んで合成してみました。この方が背景が黒くなって、恒星が見やすくなります。

これが作れただけでも、もう大満足です。
さて、この撮影、過去に何回も行っていますが、今回特筆すべきこと。それは、左下に大流星が写ったことです。23:08のコマに写っていました。そのコマだけピックアップしてみます。

これに線と文字を入れてみます。これたぶん、ものすごく明るい流星だったはずです。(残念ながら見てはいませんでしたので…)
