クモの巣と感覚の記憶

田舎に住んでいるので、気がつくとクモの巣が身体についている事があります。顔や腕以外だと気付かないことが多いですが、顔や頭にからんだ時は一人で大騒ぎです。目の前の、目に見えない敵を追い払っている…あの姿は人に見られたくないですねぇ…(笑)。

何が気味悪いって…クモの巣って、ほぼ見えないことが一つ。うまいこと光を反射させる位置ならば、キラッと光って見えるのですが、それ以外はまず見えません。ほぼ触覚に頼るのみです。『見えないのに何か付いている感触がある』これが気味悪さの主因でしょう。
さらに(その形状から当たり前なんですけど)細長く伸びていて、ほぼ確実に、触れて感じている箇所だけではなく、他にも身体のどこかに付いている、ってことです。『取ったけど、まだどこかに付いているんじゃないか』という疑心暗鬼ですね。
あと、皮膚がクモの巣の感覚(触覚)をしばらくの間、記憶しているようで、取っても『まだ付いている感じ』が残ります。クモの巣が顔にベタッと付いてしまった…そういう時は特に、いつまでも感覚が残ります。これ、たとえば髪の毛が抜けて付いていたり、(たぶん)衣類の細かい繊維くず(見えるか見えないかくらいの)が付いていたりすることも多いのですけど…。

そういえば、皮膚の感覚点というのがありますね。触覚、圧覚、痛覚、冷覚、温覚、こういった感覚を感じる点が分布していて、何か刺激があったとしても、必ずしもそれを察知できるわけではない…というものです。うろ覚えですが、手の甲に1ミリのマスを10x10mm書いて調べるような図を、どこかで見た記憶があります。
これでいうと触覚を感じる点は多く分布しているようです。生物として危険を察知するのですから、触点、痛点の順に多くなっているのもうなずけます。それでも、クモの巣が付いたからといって必ずしも感じるとは限らないようですね。それはそれで気持ち悪いというか、いや、世の中には知らない方が良いこともある…という例え話になるのか…(笑)…どうなんでしょうね?

違う話ですが、人間ドックの時、採血のために腕に注射針を刺されたときに、看護師さんがドンピシャ痛点を付いてきたことがありました。いつもは感じない痛さだったのですが、あれは看護師さんが名人中の名人で、いわゆる「針の穴を通すコントロール」だったんでしょうかねぇ?(笑)