忍者が唱える呪文のような言葉があります。これ、九字護身法というそうで、大陸から来て密教で…(中略、詳しくは調べてみてください)…で、宗派によっての違いがありますが、その中身はこんな感じです。
・臨(りん)
・兵(ぴょう)
・闘(とう)
・者(しゃ)
・皆(かい)
・陣(じん)
・列(れつ)
・在(ざい)
・前(ぜん)
これを、独特の形に指を動かしながら(印を組む)、唱えるわけです。「臨!兵!闘!者!皆!陣!列!在!前!」って感じです。闘う前の精神統一法でもあり、邪気をはらうまじないでもあったようです。
さて、これをそのまま使っても良いのですが、なんか人と違う、オリジナルな精神統一文(呪文?)ができないかなぁ?と、ヒマなのでいろいろ考えてみたわけです。でも九文字って、なかなかありませんね…。
南無阿弥陀仏、六文字。
南無妙法蓮華経、七文字。
仁義礼智忠信考悌、八文字。
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸、十文字。
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥、十二文字。
うーん、九文字ってないなぁ…と、数時間悩んでいたのですが(ひま人です)、パッとひらめきました。アレがあるじゃん!
水金地火木土天海冥、九文字!おおっ、太陽系のパワーを集める呪文!(笑)でも2006年に期限切れ?になってるやつ!(笑)
実は太陽系呪文を見つける前は、こんなのを考えていました。長すぎるので都合の良いところで切って九文字にしました(笑)。
・京 けい
・垓 がい
・禾予 じょ(本当は一文字ですが、特殊漢字、出ません…)
・穣 じょう
・溝 こう
・澗 かん
・正 せい
・載 さい
・極 ごく
ちなみにこれより上は、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)、と続きますが、みな一文字じゃありません。これは何かというと、大きな数の単位の呼称です。なんかスケール大きくて、強そうじゃないですか!?(笑)