キッチン混合水栓の交換

先週のことなんですけど、山荘に行った時、キッチン混合水栓の交換をしました。いわゆるDIYです。

山荘のキッチン。向こう側にリビングが見えるように、対面式のキッチンです。左端にテレビが見えますが、洗い物しながらテレビ見られるのはありがたいです。


これが交換したい混合水栓。ワンホールタイプ(立ち上がり部分の穴が一つ)です。古いので、微妙な水量調整ができません。ちょっと動かすとドバッと出過ぎたり、減らそうとすると止まってしまったり。しかも、現在主流の物とは逆で、白いバーハンドルを「下に押すと水が出る」ものです。聞いた話ですが、このタイプ、神戸の震災の時に、落下物の衝突で「出る」になってしまい、水道が開通すると同時にあちこち水浸しになってしまったとか。その後でできた製品は「下に押すと水が止まる」ようになったそうです。

ちなみに家(本宅?)では「ひねるタイプ」の蛇口で、バーハンドル自体とても新鮮です。


流し台の下。ここにもぐって作業します。収納物は全て出して段ボールを敷いて寝転んで作業しました。


元栓を止めて、ソケットから給水管を外します。管内の水が出てくるので、下にバケツを置いています(右側)。


水栓の取付部分(裏側)を下から見たところ。狭いすき間の奥に、薄い六角ナットがあり、ギザギザのワッシャーで押さえています。谷間なので、普通のスパナを回すスペースがありません。ここが難儀しました。


で、専用の工具を買っちゃいました。ネットで型番を調べたのですが、地元のホームセンター「コメリ」に売っていました。下は今回使った工具。右から2番目の黒い工具がその「ナット締付工具」で、薄い板スパナで先が90度に曲がっています。これを回すために右端のヘックスキーが付属していて、下端の穴に入れてハンドルとして使います。


外れました!ここまでがなかなか大変な作業でした。給水管(金属)がナットを通らなくて、最終的には片方を切断しました。


さて、これも地元のホームセンターで買ってきた混合水栓です。


ここに固定用のベース金具を取り付けます。これは便利に作ってあって、裏側からネジを回す必要がないタイプです。(ナット締付工具は外すだけの出番でした…。)


給水管部分を通して、ソケットに接続。お湯と水の系統を間違わないように。


無事、開通しました!


念願の「上げると水が出る」方式になったのですが、困ったことに「下げると水が出る」にすっかり慣れてしまっていて、時々、間違います(笑)。