郵便局への転入届

数日前から郵便局の窓口に用事があったんです。ところが連休中で、ここ数日、平日が来るのを待っていました。でも、ジタバタしてもしょうがないんですね。連休が終わるのを待つしかありません、こればかりは。

…というわけで今日、郵便局に行ってきました。何をしに行ったかというと、「山荘に郵便物が届くようにするにはどうするか?」ってことです。ネットで調べても今ひとつよくわかりません。こういうの、問合せの電話しても、たぶんAIの音声の応答で、要領がよくわからないまま時間ばかり食うと思いますので…。
住所の変更(=引っ越し)なら単純なんです。でも、今回は住民票の異動を伴わない事案です。うっかり「転居届」を出して、今の家あての郵便物が山荘に行くようになってしまうのは困りものです。そうじゃなくて、山荘あての郵便物だけがちゃんと山荘に届くようにしたいわけです。
実は、『この家に住民がいるのか、誰なのか』、郵便局にそういうリサーチ能力があるのかどうかを試す意味もあって、先月、自分で山荘あてに郵便物を出してみたんです。そしたら予想通り、あて先不明で戻って来ました。添付されていたメッセージは以下のとおりです。

本郵便物は、調査いたしましたが、
お届け等もなく、住居を確認できません
でしたので、お返しいたします。

当務者印       那須集配センター

この不明戻り郵便物を持参して、窓口で事情を話しました。どうやら地元の局では異例のパターンだったようで、局長らしき人がどこかに電話をかけて聞いていました。
でも、最近ならリモートワークで田舎の家を借りて仕事する…っていうパターンも増えているんじゃないかなぁ…?ないのかなぁ…?…そんな考えは黙っていましたけど。
結局「転居届の用紙だけど旧住所を書かない」という書き方を指南され、そのとおりに記載して提出しました。ただし、この届は東京のセンターで処理されるため、届くようになるまでは3日~7日程度かかるそうです。まずはこの届をセンターに郵便で送るそうです。(一瞬、え?郵便で?って思いますけど、郵便局ですから当たり前ですね。)まぁ「定型業務を集約されたセンターで行う」…って、今ではよくある事ですねぇ。
地域差があるらしいですが、受付されると山荘のポストに確認のためのハガキ用紙が入れられ、それに記入して返信することによって配達されるようになるそうです。
まぁいろいろ面倒なのは予想していました。個人情報の取扱にうるさい昨今ですし、空き家を不法占拠して郵便を使って悪いことをする連中だっているでしょうし、郵便局だって本人確認などを慎重に進めないと行けません。わかっていますけど…でも正直、いろいろ面倒くさいです。
…とまぁ、こんな感じで、空いている郵便局の窓口で30分ほどかけて手続きしてきました。果たして、山荘に郵便物が来るようになるでしょうか?わかるのは、来週末頃かな?その頃にまた出してみようっと。

ちなみに、郵便局でなく、某運送会社のメール便は既に一度届いています。運送会社のほうが、こういったリサーチ能力には長けているんでしょう。おそらく自社なりに情報を蓄積しているんでしょう。(現在ではこういう個人情報の横流しは禁止されているでしょうから。)