皆既月食のようす。いつも月を撮るコンデジにて、ほぼ10分ごとに撮りました。
皆既前になると、明るい部分と本影によって陰った部分、明暗の差が大きいのですが、両方とも目に見えるようになります。カメラだと、露出時間を変えるとそれぞれが写るようになります。
皆既。
すばるが左側に…写っていないなあ…。
皆既の終了近く、天王星食がありました。月の左下にポツンとある6等星が天王星です。
天王星食、望遠鏡を使い、写真や動画はあきらめて、眼視で見ていました。小さな丸い天王星、視野に見える他の恒星とは違い、少しだけ大きさがあります。その天王星が少しずつ月に近づいて行き、10秒ほどかけて食されました。太陽や月が地面に沈んで行く様子の、すごく小さなミニチュアを見ているような感じでした。
皆既が終わりました。部分食です。
これも明るい部分と影の部分、並べてみます。
部分食になってから、天王星食の「出現」がありました。月の明るい縁(とはいえ本影の中)からの出現でしたけど、潜入より早かったような気がします。これはたぶん、天王星が半分くらい出てきてから気づいたから…だと思います。アイピースが曇ってきたこともあり、出現が始まったのを見つけられなかったのです。
部分食。終了まで。
最後まで晴れました。全国でたくさんの人が楽しんだようで、何よりの事です。