わが家の猫騒動

最近、野良猫が多く出没します。
基本的に「構わない、甘やかさない、迷惑な奴は排除する」ってスタンスで、いるならいても構わないのです。散歩でわが家の庭を歩いてもかまいません。ところが最近、迷惑行為が目立ち、少しずつ排除作戦を開始することになりました。
まず最初、散歩中に特定の場所をトイレにしている事が発覚。草刈りの後、刈った草を積んでおいたところですが、たぶん気持ち良く排泄できるのでしょう。対策として、猫が嫌うらしい「コーヒーかす」をまくことにしました。(効果があったかどうか正直わかりませんが、においの強いものは嫌いらしいです…。)コーヒーは豆を挽いてドリップで飲んでいますが、その「でがらし」です。
先日は、隣の畑でやたら猫の声が聞こえるなー、と思ったら、次の日にはわが家の庭で啼いてる…。そして、濡れ縁のアルミベンチの上に乗ったらしく、載せておいた荷物が、どんがらがっしゃん!と落下しました。居間でテレビを見ている時でしたけど、すぐに外に出て大声で威嚇、追い払いました。荷物は、破損…とまではいきませんが、表面に傷がついたのは事実で、物損事故1号、初の実害となりました。
そして今日の午後、さて歯医者に行くか、と車に乗り込み、エンジンをかけて少しした頃、ボコボコッ…ドン…という、わりと大きめの異音。ギョッとしましたね。車から出てまず屋根を確認。柿の実が落ちて当たったかと思ったのです。
違いました、車から降りて柿の木を見ていたら、車の下から猫が走り出てきてパニック状態になっています。また大声で威嚇して追い払おうとしましたが、おそらく左足をくじいたのか、逃げようとしているけど地面をぐるぐる回っています。さらに大声と地団駄。するとヤツも野生の本能に従い、自分の走りを補正する方法を会得したらしく、物置の床下へと走り去りました。
たぶんエンジンルームに潜んでいて、エンジン始動で「ん?何か動いてるニャ?」、ドアを閉める振動で「なんかヤバい、逃げニャいと!」、で、脱出時にあわてて頭をぶつけて、地面に落下、あわてて走り出したら人間に威嚇されて…と、まぁ、猫の立場としても、散々な目にあったわけでしょうね。(寒い朝に「猫バンバン」して同じ光景を見ることがあるかもしれません。)
しかし、1時間ほど後にもまたアルミベンチの近くに潜んでいたんだよなぁ。いいかげん「ここは危険」と学習してくれや。この時は威嚇したらまっすぐ走って逃げたので、大してけがはしてないと思うけど。
今後、家の周囲で見かけたら、とりあえず威嚇して追い払います。とりあえず、「この人間は危険な動物である」と認識してもらいましょう。
ただし、物置の床下なら許容しても良いかな。ひところネズミの巣だったので、ネズミ番だけやって欲しい…って、虫が良い話かな?
さて、明日はホームセンターに忌避剤でも探しに行くとしましょう。