五十肩で病院へ

ここ一ヶ月ほど、右肩が痛くて、右腕が上に上がりません。ごまかしているうちに治ってくれないかな…と思っていたのですが、どうも思わしくありません。
具体的には…

  • 右腕、ひじが肩より高くなると、右肩が痛む。食器を棚にしまったりするのに不便。車の窓を開けてひじを出して…なんて無理。
  • 右腕を伸ばして、何かを持つ等(負荷をかける)すると、右肩が痛む。トイレのタンクで手を洗うのも慎重になります。車のドアを閉めるのも同様です。
  • 背中の下で、右手と左手を握り合わせる、これだけでも右肩が痛む。そのまま上に上げようとすると、さらに痛む。

余談ですが、右肩が上がらないので、まるで日本経済を体現しているようです。そうか、「体現」ってこういう事か!(一人で納得…)

困るのは、右のお尻のポケットにある財布を出す時。お尻のポケットにぎゅうぎゅうに詰められた財布(無駄に分厚い…w)を出すのに、毎回、両手を使って苦労しています。これ、コンビニなどで後ろの客が待っている時など、ホント、焦ります…。
先日のこと。コインパーキングを出る際、駐車券を投入したり、コインを入れたり、そういう動作を右腕で行うと…右肩が痛いのです。で、無理矢理左腕を使うと、今度は左腰あたりの筋を痛めそうな感じです。
あー、これはもう、診てもらわないとダメだなぁ…と観念し、今日、病院に行きました。地元にある整形外科と内科がある病院です。
HPで開いている曜日と時間だけチェックし、電話もしないで、いきなり行きました。ダメ元で。もし予約が必要なら、その方法を聞きに行けば良いや、どうせ近いし…と。いや、初めて行く病院って、緊張するじゃないですか。その緊張感を高めたくなくて…「今日は気楽に来たんだぞ」と自分に言い聞かせて…って事です。(相当な小心者ですね…)
さて、検温や初診の問診などをすませ、ドクターによる簡単な問診。まずはX線撮影。その画像を見ながら「見たところ深刻な部分は見当たりませんが、MRIで詳しく撮影してみないとわかりません。MRIの来週の予約を取っておいてください。今日は貼り薬の処方をお出しします」とのこと。
廊下で待っていると技師さんが来て、「MRI、いま空いてますよ。今日、撮れますけど、どうします?」と言われるので、ぜひお願いします、と、急きょ、MRIを撮ることになりました。30分くらいかかるそうで、微妙にお昼にかかりそうですが、ま、いいや。
磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)ことMRIは2回目です。数年前、脳ドックの時だったかな。やたら大きな音が聞こえるんですよね。更衣室で金属物を全て外し、「まな板の上の鯉」になります。で、動いちゃダメってことで、右肩を中心に固定。まぁ簡単な「緊縛プレイ」ですな(笑)。「動かないでくださいね。寝ちゃっても良いですよ。」とのことですが、寝るとたぶん、ピクピク動いたりしちゃいそうですので、がんばって起きていました。あーんな事や、こーんな事を考えていましたよ(笑)…後述。
無事に終わって、再びドクターの診察。それによると、「上腕二頭筋の付け根と棘状筋(だったかな?)のところに水がたまっているけれど、明らかな断裂などはなく、単に“五十肩”でしょう。」とのことでした。まぁ、難しい病気でなくて良かったです。余談ですが、四十代でも六十代でも病名(たぶん通称)は“五十肩”だそうです。
病院の隣の薬局で処方の貼り薬をもらいました。ドクターによると、飲み薬のような強い鎮痛作用のある湿布、とのことです。薬剤師さんも、一日の使用量に上限があるので厳守してください、とのことでした。

…というわけで、無事に診察を終えました。こんな事ならさっさと行けば良かったですね…。近い病院なので、腰が痛くなった時にまたお世話になるでしょう。まずは、ルートを作れて良かったと思います。



余談の続き。MRIを受けながら考えた事。以下の暗唱は全て脳内においてです。

  • 円周率…昔、120桁まで憶えたんだけど、今はたぶん50桁くらいまでかなぁ…。
  • 星座名…88星座全部言えるか?これ、指を折ってカウントできないから、いくつ言えたかわかりませんでした。
  • M天体…星雲・星団のリストです。番号・形状・所在する星座を暗唱するもので、以前、お風呂の中でよくやりました。「M1・惑星状・おうし、M2・球状・みずがめ、M3・球状・りょうけん…」と続きます。マニアックです…。

…とまぁ、時間をつぶすにはもってこいなのですが、自分の記憶力の劣化を、イヤと言うほど思い知らされました…。あーあ…。