フルートの発表会でした

本日、通っている音楽教室の、発表会でした。いろんな楽器の部門がありますが、私はフルートです。
f:id:docan:20220321222000j:plain
こういうご時世ですので、パートごとに客席は総入れ替え。聴衆はごくかぎられた数で、ほぼご家族のみです。それでも開催されて出演できたのは、たいへん貴重な機会でした。
どんな感じかというと、ホントに「発表会」です。ほら、よくある子供さんのピアノ発表会みたいな、アレの大人版です。一人1曲ずつ、順番に演奏して行くのですが、この形式って待ち時間が長いので緊張するんですよね…。まぁこういう緊張感も日常あまりない貴重な機会なわけですけど。
上のパンフレット画像には「クラシック系コース発表会」とありますが、私が教わっている先生は何系の曲でもレッスンOKです。たまたま今回は「クラシック縛り」って事みたいです。(もしかしたら著作権のアレとかあるかもしれませんけど…???)

プログラムの、私が出演する前後の部分。14番が私。曲は、チャイコフスキーくるみ割り人形」より「花のワルツ」。有名な殿馬くんの「秘打・花のワルツ」の元ネタになった曲です。(たぶん。ただし、同名の曲はいくつもあります。)
f:id:docan:20220321222004j:plain
で、なんでだろ?このブロックでの「トリ」なんですよねぇ…。緊張するじゃないですか…。え?トリといえば金鳥ですか?にっぽんの夏、どど~ん!!(花火の音)それとも「飛ばねぇ鳥はただのチキンだ」ってポルコ・ロッソ風に言いましょうか?…などと、おバカな事を言って気を紛らわしていましたよ。

出番はあっという間に来て、あっという間に終わりました。せっかくなので、今後のためにいろいろ反省点を書いておきましょう。…って、「何点か書こう」って思って下書き作ってたら、やたら多くなっちまったぜ、くっそー。

  • 一言で言うと「惨敗」である。自分の下手さかげんや、実は本番に弱いところにも、ガッカリである。
  • 開演前、別室(上のフロア)での音出しの時はよく吹けていた。ここが、今まで数ヶ月のピークだった(笑)。
  • 会場の席で、自分の出番を待ちながら前の人のを聴くのですが、皆さん上手に吹いていて、それに聞き惚れてしまい、思わず自分を忘れる(笑)。つまり、リラックスしすぎた瞬間でした。(実は音楽に囲まれて、ちょっとハッピーな時間でした ♪)
  • 本番。CD音源による伴奏だったのですが、イントロの頭が聞こえず、曲の入りに失敗。これが全てのミスの始まり。
  • これ、最初にボリューム不足だったんじゃないのかな?(一抹の疑問) 伴奏の音声チェック、そもそも客席で1回しか伴奏の音聴いてないけど…実際のステージの場所で、モニタからどのくらい聞こえるか確認しないとダメだわ。いや、進行上そんな時間はないんだけどね…。
  • 音は「つまり気味」。これが最後まで治らず。口の位置は気にして何度か直したんだけど、音が出なくて、力んで吹きすぎて、自滅する…という地獄のパターン。
  • さらに、うまく音が出ない→緊張が高まる→指が動かない、の悪循環。特に、八分音符( ♪ )が5個並んだやつ、なめらかに吹かなきゃいけないところ、指が揃わない。(いわゆる「転ぶ」ってやつ)…(※ ♪ がちゃんと表示されるか不安ですが、今作文している環境では八分音符(旗1つのおたまじゃくし)1個として表示されています。)
  • 毎度思う。『あと100回吹いておけば良かった』…と。
  • そんなわけで、そろそろ自分の限界か、と感じているところ。
  • それでも、朝から本番を考えて緊張し、高ぶった気分で1日過ごせたのは貴重な機会だった。(実は前の日から…だけど。)

と、反省点ばかりですが、最近のコロナ禍の「ほぼステイホームな毎日」の中にありながら、『具体的な目標を設定し、そこを目的にしてしばらくがんばる』という貴重な時間を過ごすことができました。関係者の皆さん、ありがとうございました。そして自分、お疲れさまでした!