うな次郎

土用の丑の日です。平賀源内先生のオススメに従い、ウナギを食したいところですが…今日は、年に一番需要のある日、つまり、一番高い日ですよね、スーパーでお値段見てギョッとしちゃいました。(ウナギだから魚っ!)
でまぁ、しょうがないので目についた「なんちゃってウナギ」を買ってみました。
商品名「うな次郎」。コピー食品なので、何となく太郎は名乗れないのかも…。なんて言うと、長男を大事にする昔の家族制度を思い出して、次男をディスっているのか…と、全国の次男諸氏から文句が来そうですが、安心してください、私も次男です。(安心できる要素は特にない…w)
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メーカーの「一正」は、新潟市にある蒲鉾メーカーで、いわゆるカニかまの代表的メーカーの一つでもあります。この製品も魚のすり身に味付けして作ってあるようです。電子レンジで温めるだけの、お手軽に楽しめるおかずです。
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正直に書いてあります。
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取説に従い、レンジで加熱し、丼に載せます。たれ・山椒も小袋に入ったのがついています。お汁はN谷園の「松茸風味お吸い物」です。
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裏側チラリ。皮が焦げている風合いを意識して作ってあります。
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食べてみた感じは、脂分が物足りないけど、よく作ってあるな、と思います。ヘルシーを意識した食品として、庶民の舌には十分と思います。(カニかまでけっこう満足できる庶民(=私)の話ですよ。)売り出し価格で278円ですから、それなりに満足度はあると思います。

ウナギは絶滅危惧種なので、「食べるべきではない」という人もいますが、私はそこまでは思いません。むしろ、美味しいからこその絶滅危惧なわけで、ウナギをかみしめつつ、人間の罪を意識するのも有りではないでしょうか。(年に1回か2回の話ですよ、庶民ですから…)

…と、ウナギ食べたわけでもないのに、語ってみました(笑)。