「おかえりモネ」の星空

朝ドラの話です。一昨日(月曜日)、新しいシリーズ「おかえりモネ」が始まりました。
その初回に数秒間出てきた星空。2~3秒程度だったでしょうか。もちろんこれを見た瞬間、『あれが カシオペヤ、こちらは はくちょう座…』と察知する天文ヲタクな私です。(そして、さだまさし大好きでもあります…(笑)。実はこういう歌詞があるのです。)
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せっかくなので夜の再放送を録画して、確認しました。トリミングして星座線と文字入れしてみました。
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あれ、画面下方に北極星かと思ったら…構図は意外に上を向いていて、北極星は視野の外、これかと思ったのはケフェウス座αでした。やはり数秒間では勘違いもありますモんネ。おかえりモネ。

今度の「おかえりモネ」、気象に関する考証がちゃんと行われています、との前宣伝がありましたので、大いに期待しています。
で、天文考証はどうなんでしょう?前作「おちょやん」では、大河ドラマと違って裏返しの月こそありませんでしたけど、月の見かけの大きさについて誤解を招きそうな描写がありました。ビー玉を持ち、月と重ねてお母さんを思い出すシーンが何度かあったのです。が…『月はもう少し小さいぞー』と思いました。腕を伸ばしたくらいで月と重なるのは、五円玉の穴なのです。(見かけの大きさの話です)ビー玉だと倍くらいありますね。ビー玉と月がちょうど重なるようにするには…相当長い腕が必要なんです。