最近、BSで昔の特撮(ウルトラシリーズ)を4Kにリメイクしたのを再放送しています。
先日のウルトラセブンは「ダークゾーン」。ペガッサ星人が出てくるお話です。アンヌ隊員の部屋に潜んでいた謎の影、これが実はペガッサ星人で…というお話なんですが、この部屋の背景に星図が貼ってあるのです。
アンヌ隊員と黒い影。
左右の樽形ゆがみから見て、ノルトン星図あたりを下敷きにして、横にして拡大したのかなぁ…と想像しましたが…。
黒い影が、ペガッサ星人の正体を現して立ち上がる場面。
ちょっとだけ部分拡大してみました。
マニアなので、この星図は何々座のあたりで…と、いろいろ語りたいところなのですが、どうにも同定できません。星が多すぎる…?これはどうやら、創作の星空らしい…との結論に達しました。理由は次のとおり。
左下の淡色の部分を天の川だと仮定してみました。天の北極は右側か左側か…。左なら真ん中はペガスス、おひつじ、うお座あたりか。右ならいっかくじゅう座あたりでしょう。でも…
とまぁ、こんな理由で「この星図は創作の星空」という結論に達しました。
うーん…ちょっと残念だけど、ウルトラセブン自体が創作なのでやむを得ないかなぁ。…と、こういう細かいところ、それこそ重箱の隅っこでも楽しめてしまう、やっかいな天文マニアでございます(笑)。
◆記事中、文章の意を説明するために、画面の一部を引用しました。ご指摘ありましたら削除いたしますので、コメントにてご連絡ください。