1988年発表、「機動警察パトレイバー」の劇場版(1989年)のサウンドリニューアル版(のさらにリニューアル版)を見てきました。公開30周年の昨年公開される予定だったものが新型コロナウィルスの影響で今年にズレ込んだものです。(たぶん…)
世間では「GO TOキャンペーン」が物議を醸していまして、それに乗っかったわけでもないんですけど(GO TO だから、『後藤隊長に会いに来た』ってことにしておきます(笑)。)、実に久しぶりにわが県の県庁所在地までドライブしました。(去年の12月などは出張で来ていたんですけどね。)
…というのは、上映館が県内では1つしかなかったからです。そもそも音響の最大の売り物である「4DX」の上映館である事が条件になるのです。この4DX、音響だけでなく座席ごと振動、風や水の効果もあって、かなり楽しめました。代わりに、ポップコーン食べてる余裕がなくて(こぼしそう…いや、ばらまきそう…)、残ったのは持ち帰ってきました。
『えっ!?30年も経つの!?』というのが最初の感想です。1988年に「10年後の世界」を描いたわけですけど、未来予告としてはかなり良い線行ってます。レイバーこそ働いていないけど、コンピュータとインターネット、OSの問題、今見ても非常に見応えがあります。
そもそも1988年って、20世紀、しかも昭和じゃないですか…?映画版の公開が平成元年です。けっこう昔に感じるんですけどねぇ…。自分も歳とったし、パトレイバー世界を愛するファンも歳を重ねていらして、今日のお客様の年代層もそれを物語っていました。
『OSは、新しけりゃ良いってもんじゃない』って、ここですり込まれたのかも知れないなぁ…(違)。