トイレットペーパーよ、ありがとう

4月からステイホームで、ほぼ自宅にいます。同時期、マスクとともにトイレットペーパーが品薄で、自宅に在庫はあったのですが、はて何ヶ月持つかなぁ?と心配していました。
5月末日に1本終わり、6月1日から新しい1本を使用開始しました。ちょうど良い機会なので、一ヶ月に何本使うか調べておこうと思いつきました。その1本を使い終わったのは15日。16日から次の1本に入りました。
…で、月末の今日、ドンピシャちょうど使い終わりました。「一ヶ月でちょうど2本」でした。切りが良くて、なんとなくうれしいですね。

直接関係ないですけど、皆さん、トイレットペーパーってどのくらい使います?いえ、別に答えなくても良いですけど…。これは大変プライベートな話で、かつ、個人差のある事だと思います。
私は、下痢していなければ、1回60cmくらいです。(ウォシュレット式です。)ちなみに便秘はバリウムを飲んだ後以外はほとんどなく、酒を飲んだ翌日に軽い下痢になる事がある程度で、排泄で困る事はあまりありません。余談ですが、最晩年の父は大腸ガンからの転移で日々症状が重くなって行く頃、自宅にいましたが排泄には苦労していたようです。ですので、特に苦労もしないのはたいへんありがたい事だと思っております。
座って左側にあるホルダーから、するすると音がしないように紙を引き出し、肩幅+αくらいのところで慎重に切ります。ミシン目が入っている商品なら、ミシン目に合わせて切ります。切り取った紙を適度に折りたたみ(通常、2回~3回折)、おもむろに使用します。切り取ったあとの紙は、ホルダーから少し出して、自然に出ている感じがよろしいです。*1
これ、いろいろな個性がある事は承知しています。中には、両手で「かいぐりかいぐり」*2的にペーパーを巻き取り、それを使用される方もいます。ペーパーホルダーが金属の場合、カラカラカラカラ…と派手な音がします。これが良いのか悪いのかはその場の状況によります。特にトイレのカギの、使用中を示す赤色が薄れている場合など、「いま、個室は使用中だぞ!」と主張したい場合があります。
そこをあえて、音も無く、紙に感謝*3しつつ、儀式よろしく厳かに行うのが私流。1日に3回程度のことですが、ちゃんと食べてちゃんとトイレできる事、これ健康の基礎ですから。

番外編です。いつから今のようなトイレットペーパーを使っているかなぁ?という話。
小さい頃の家、いわゆるぽっとん式で、月に1度くらい汲み取り屋さんが来る便所だったのですが、その頃はロール式の紙でなく、グレーの再生紙の「ちり紙」でした。新聞紙をくしゃくしゃっとよくもんで使う…というのは、おばあちゃん家に行ったときに経験がありますが、自宅ではありません。
わが家でロールペーパーになったのは、1970年代前半に引っ越しして水洗トイレになった時です。いつの間にかロールが当たり前になっています。時代は移り変わっていきますねぇ。

*1:三角折りは、清掃を行ったしるし、と聞いております。

*2:小さい子供の手遊び。両手を、ぶつからないように互いに回転させる遊び。

*3:特に神さまは信じていませんが、紙に感謝しています。ダジャレみたいになっていますが、たまたまです。ことだまのせいです。