顔の老化について

今日、床屋に行きました。この年齢で、髪に不自由したことがない…というのはちょっとした自慢で、同年代の友人に久しぶりに会うと「染めてる?」とか「地毛?」とか言われることが多いです。そんなわけで、髪が伸びて邪魔になってきたので(贅沢言ってすみません)、床屋に行きました。
床屋には大きな鏡がありますが、自分の顔を鏡でしげしげと見る…というのが、なぜか久しぶりな気分でした。いや毎日鏡くらい見ていますけど、髪の分け目だったり、口の周囲(ひげの確認)だったり、わりと局部的な場合が多いなぁ、と思ったのです。ちょっと引き気味、たとえて言えば広角レンズで見ていないなぁ…ってことです。
何しろ床屋ですから、うとうとしたり目覚めたりして、ぼんやり見ていて思いついたのです。『あぁ何だか、母親の顔に似てきたなぁ』と。それも、母が年老いて来たなぁ、という頃の顔にです。何でだろうなぁ、と、これまたぼんやり考えていたのですが、何となく気がつきました。それは…

  • 眉と目の間隔が開いてきた=まぶたが垂れ下がってきた

…ってことで、これ、紛れもなく「お年寄りの表情の特徴」です。考えてみれば母親もその頃「なんだかおばあちゃん(私から見て祖母、母の母)に似てきちゃった…」って言ってたもの。
ちょっぴりショックを感じつつ、でも「やっぱりなぁ」「似てくるんだなぁ」「そういう年齢だからなぁ」と思う次第です。