畜産センター一般公開の中止

石岡市茨城県畜産センターという施設があります。この敷地内に国土地理院の石岡測地観測局が間借りしていて、13mVLBI(パラボラアンテナ)があります。このアンテナの一般公開が今週末に予定されていたのですが…中止になってしまいました。


元々、畜産センターの敷地内ですので、畜産センターの一般公開に併せて国土地理院石岡測地観測局の一般公開も計画されていました。ところが、(実は心配していた事が現実になってしまったのですが)関東地方で豚コレラが発生している最中なので、畜産センターが警戒体制に入った模様です。その結果、一般公開が中止となってしまったのです。
流行病がある時期にたくさんの一般客が入るという事は、外から菌を持ち込んでしまったり、逆に菌を広めてしまったりする可能性もあるわけです。
去年は一般公開を見に行ったのですが、山林を切り開いた広々した敷地に入る際は、車でも人でも白い消毒薬のゾーンを通過します。消毒薬を踏んでタイヤや靴の裏に付いた菌を取り除いてから入場するわけです。普段でもこういう防衛体制を取っている場所なのです。


ちょっと過去を振り返ると、この場所、鳥インフルエンザ流行の時には殺処分(大量殺戮とも言えます)が行われた場所。鳥類の怨念が渦巻いているようにも思えます。(気のせいですけど)いや鳥類に限らず、食肉のための畜産ですので、牛も豚も間違いなく怨念を抱いているに違いありません。…ってあんまり考えると肉も何も食べられなくなるのでこのあたりでやめます。
いや、人間である以上は人間らしい「罪」を犯しながら生きていくしかないのです。(と、ある時、達観しました)実は「人間らしい」って、自己中で残酷な事なんだなぁ…って悟ったのは、中二の時でした。


だんだん何の話かわかんなくなってきましたけど、要するに一般公開が中止になってしまって残念、という話です。