今夜の月

少し雲がありますが、上弦を過ぎた月が見えています。


ちょっと広角にすると、右上に星が。しし座のレグルスでしょうか。


x100ズームによる月。


x200ズームによる月面北部。弧状のアペニン山脈の北側、雨の海は見所が多く、月面の名所で、当「ど寒ブログのタイトル画像でも使っています。(タイトル画像は左が北側。雨の海は左側)

このコマでは中央下端に、タテに3つ並ぶ「中央火口列」、プトレメウス・アルフォンスス・アルザッケル。(火口列とは古い呼称です。クレーターが火山のカルデラかもしれないと考えられていた頃の言い方で、実際は火口ではなく、隕石孔=衝突の跡がクレーターと呼ばれる地形のほとんどです。)


同じく南部。上のコマでは下端の「中央火口列」が、ここでは中央やや上に見えます。

大きな古いクレーター、デランドルが目を引きます。やや暗くてわかりづらいですが、直線壁と呼ばれる断層も見えています。