今夜の月


夜、星を見る集い(「観望会」と呼んでいます)がありまして、ボランティアのお手伝いに行って来ました。学校や公民館から依頼があり、地元の天文同好会が請負い、会員の中の有志が参加するというものです。今回は会員5名がそれぞれの望遠鏡を持参して参加してくれました。


早めに着いたので、日没の頃から準備していました。以下、カメラはCanon PowerShot SX530 HS。


18:26の空。ちょうど太陽が遠くの林に隠れるところです。実は左上の雲の中に月があります。月と太陽の間には、水星と金星も見えました。(双眼鏡では見えました。画像には写っていませんが…)


19:35の空。低空に月齢2の細い月。その左上には木星


月と木星をちょっと拡大。


x50ズームによる月。沈む直前でだいぶ暗くなっていまして、これが限界です。

実は暗くなってからの画像は、観望会の合間に解説そっちのけで撮影したものです(笑)。


観望会については、とにかく「晴れれば勝利」。時間内はずっと晴れていて、楽しくにぎやかに観望できました。参加された親子の方にも、皆さん喜んでいただけたと思います。
今日は、『夕方の空に月惑星が全部見える』という珍しい日です。個人的には準備中から通算すると、太陽・金星・水星・月・木星・火星・土星と、七曜に名を残すすべての天体を見ることができました。観望会開始時間でも、5台の望遠鏡(双眼鏡も含む)が、水星・月・木星・火星・土星と、太陽系のメジャーな天体、全て違うものを導入していたという、たいへん恵まれた観望会になりました。