可動式屋根の設置(トマトハウス観測所)

※ 移動型トマトハウスは8月8日に強風で丸ごと吹っ飛びました。同じ方法を考えている方、これはお勧めしません。


庭の観測スペース(赤道儀が立っている=出しっぱなし)の改善を行いました。


今まではこんな感じです。謎のモニュメント+バリケード


もっと防雨対策を!さらに、目立たないようにしたい…との願望があり、「ビニールハウス風観測所」にしました。


買ってきた材料…キットになっています。高さは2m。


パーツ袋。


商品ラベル【表面】。これでだいたい想像がつきますよね。

完成すると、1.3×1.8×2.0mの小さなビニールハウスができます。


商品ラベル【裏面】。これに従って組み立てます。パッケージ開封時以外は工具いらずです。


パーツ。主に接続部品です。


アルミパイプ、曲がりが6本、直管が3本。


アーチを3つ作ります。


横パイプを、スプリング式の固定具で組んでいきます。


裏から見たところ。


ここで「骨組みだけ完成」の画像を撮り忘れました。夕闇がせまる中でしたので、やや慌て気味…。


一応の完成!


全重量は大してありません。計っていませんが、たぶん2kg程度でしょう。簡単に持ち運びができます。と言っても本来、下30cmは地面に埋めて使うものです。


設置。こんな感じです。わかりやすく南北を長辺にして設置しました。


北から見たところ。カバーは何もなく、南北方向は吹き抜けです。


南から。


実際の姿は、赤道儀に何かしらのカバーをかけた状態(赤道儀が直接見えないように)となります。


北から。(やっぱり「謎のモニュメント」です…。)


南から。


仮設置なので、赤道儀稼動の時には、屋根ごと「どっこいしょ」と移動させることになりますが、近い将来、下にキャスターをつけて簡単に開閉できるようにするつもりです。
それにしても大きさの割に軽すぎるので、「風に弱い」はずです。台風のシーズンには現状の形だと丸ごと吹き飛ばされてしまう可能性がありますので、その対策を少しずつ考えて行きたいと思います。


というわけで、「謎のモニュメント」が「ビニールハウス風モニュメント」に変わっただけですけど、次のような利点があります。

  1. 内部のスペースが広いので、雨の中でもある程度のメンテナンス(立ち作業)が可能です。
  2. 風は吹き抜け(短辺はカバーなし、下半分もカバーなし)。湿度がこもらないのでサビの心配が少ないです。


こんな「トマトの雨よけセット」、なんと\4000程度でした。