レコーディング終了

先週から録っているフルート用のバックトラック(カラオケ)、今日は、オーバーダビングの部分を録りました。楽器はこれです。段ボール箱+小豆=波の音。


一見、段ボール箱に見えますが、実は、海です!


一見、アズキに見えますが…よく見ると、これは波です!


さて、背景に電子ピアノが見えますが、この部屋、レッスン生用の練習室なのです。


今日の「海」は、なんとグレッチだぜ!(笑)グレッチはニューヨークだっけ?だとするとこれ、大西洋かな。


ちなみに、小さめなカシオのキーボードの箱(密閉式)でもやってみましたが、東京湾のような音がしました(意味不明)。


今日はいつもよりいくらか余裕があったので、「波」の成分を複数試してみました。小豆を2種、BB弾です。その結果をいくつかまとめてみます。

  • BB弾は真円度が高いので、ちょっとの傾斜でも転がって音が出る。ところが波の場合は早すぎで、スピード制御しづらい。雨だれはBB弾の方が良いかもしれない。
  • 小豆は楕円形のためか、また粒に微妙な大小があるためか、良い感じに音にばらつきがある。海の傾きを一定にしても、転がる豆と転がらない豆とあり、うまい具合に音の幅が広がる。
  • 小豆の「音の粒」が目立ってしまうと「海感」が出なくなる。段ボール箱にフタをするとやや改善される。
  • 小豆は北海道の十勝産が良い。(それしか売ってなかったけどね…(笑))

動きについても、基本動作をまとめてみました。横長の段ボール箱の場合です。

  • 基本は、左右の波の動き。音が途切れないようにするのが基本動作。
  • 途切れないためには、前後の幅をうまく使うべし。
  • ギターの箱のような不等辺四角形は、逆に四角い動きをすると適度にランダムな感じになる。
  • 時々、左右の動きを最後まで行かないうちに戻すと面白い。また、箱の1/3くらいの感覚で小さな円を描いてみるのも良いかな。
  • 気持ちは、海のごとく。


…で、なんとか無事に録り終わりました。一応、仮ミックスダウンまで行きました。でも実は、ギターはじめ、後から聞いてみると『あ、ここ、失敗…』、『時間があれば録り直したいけど…』というところが随所にあります。それでも締切が迫っていて時間に限りがあるので、これで妥協することにします。
試しに、合わせてフルート吹いてみたら、けっこう良い感じで吹けましたので…『まぁ、いいや』というのが正直な感想です(笑)。