「はやぶさ2」地球スイングバイ

…を、撮影チャレンジしました。いや、チャレンジの準備を、しました。


カメラ3台体制。赤道儀は庭に出しっ放しで、極軸はだいたい合っています。晴れればある程度の成果はあるはずでした…。(成果とは「これこれこういう条件で撮影したが写らなかった」というのも含みます。)各カメラの持ち場は、こんな感じです。

  1. 初号機(K-3II) 15cmF5 直焦点、赤道儀で恒星時追尾。本機のデビュー戦。こぐま座δ、北極星との接近を狙う。良く晴れていれば、NGC6395,NGC6412,IC391などと同一視野に入るのを狙う。
  2. 弐号機(K-5) 200mmF2.8 恒星時追尾。はやぶさは2分〜5分程度で写野を横切るので、そのくらいの間隔で写野を変える。→
  3. 参号機(K-5) 75mmF2.4 固定撮影。方向は北極星のみ。写るとは思えないけど、一応の記録。


17:50、薄明終了直前の空は、雲量8、でも雲間からカペラが見えて、やや可能性あり…かな?と期待。
ところが、18時直前のお天気はどん曇り…。仕方ない、『こんなひどい天気でした』を撮影しておこうと、3号機を10mmfisheyeに換装し、いつものインターバル撮影を開始。18時から19時までの1時間の予定で露出スタート。
…が、あろうことか、18:20に気がつくと、雨…。あわてて露出中止、カメラを屋内に戻しました。
18:37 NGC6412との接近予想時刻。雨は弱くなったけど、全天分厚い雲に覆われていて、北極星すら見えません。
18:44 こぐま座δとの接近予想時刻。ほぼ雨は止んだけど、まだぽつりぽつり。もちろん晴れ間はなし。
18:46 北極星との接近予想時刻。もうあきらめて、ステラナビゲーターの内部時計モードで見てました。
この後はツイッターフェイスブックで情報集め。各地で撮影に成功しているようです。


残念でした…。写らなくても、撮影チャレンジはしたかったなぁ…。