いつものカプセルホテルで、ちょっとしたトラブルがありました。検索対策として実名は避けますが、よくブログとかツイッターで話題にしているので皆さんご存じと思います。検索対策とは、ホテルの印象が間違って伝わると営業妨害になりかねない可能性があるためです。
基本設定
- 11月6日〜8日の2連泊でデラックスカプセルルームを予約
- 連泊の場合、中日はチェックアウト時間にベッドルームを一旦出る。ベッドメイクに来る。
- その間、ロッカーは使用OK。2日目に持ち歩かない荷物は置いておけるので、身軽に行動できる。
- ロッカーキーは外出の際にフロントに預け、引換券をもらう。
11月6日 25時頃チェックイン。直前までフォーク居酒屋「旅のつづき」にいて、少し遅れる旨をホテルに連絡してから行く。カプセルは**28(4階)。ロッカーは6階(フロントのあるフロア→フロアが違うのは正直、不便…)。
11月7日 10時のチェックアウト時間に「外出」。ロッカーキーをフロントに預けて引換券をもらう。ロッカー内には着替えパック(洗濯ネットに入った下着と靴下)とチョコレートの包みのみ、中段(メインのところ)に残す。
同日22時 外出より戻る。フロントでロッカーキーを受け取り、ロッカーを開けると…
ロッカーに見知らぬ荷物が入っている…。他人のリュックサックがなぜかある…。
ホテルスタッフに「ロッカーに、知らない荷物が入っている」と連絡し、この荷物を預かってもらう。若干の不安を残しつつも、自分の荷物をロッカーに入れて施錠。スタッフ氏は「防犯ビデオを見てみます」と言っていたが、その直後にチェックイン客で混み始めてしまい、ビデオを見てどうだったかは聞けなかった。(眠いのでカプセルに入って寝てしまった。)
11月8日 10時に遅めにチェックアウト。10時直前くらいは混雑のピークなので、わざとゆっくりして避ける。その後、フロントスタッフに「昨夜の件はどうなったか」を質問。ところが特に引き継ぎはなかったそうで(これはこれで問題あり)誰もわかっていなかった。そこでフロントのKさんに一から説明すること十数分…。昨夜のスタッフに連絡をとり、こちらのケータイに電話をくれる手はずになった。
この時点で考えたあれやこれや…もう疑心暗鬼モード。
- 他の鍵でたまたま4028ロッカーが開いてしまった。
- ホテルスタッフが間違って4028のキーを貸し出してしまった。
- 誰かがここのロッカーの合い鍵を持っている…
…だんだん怖い考えになってきました…。
17:31 ホテルより着信履歴あり。この時間は運転中だった。
21:05 ホテルのSさん(たぶん昨夜のスタッフ氏)よりケータイに電話あり。明解な説明があった。
ロッカーが開いてしまった原因は、やはり鍵のシリンダーの摩耗によるもの。「**42-8」のお客さんが間違って私の「**28-8」(最後の8はうろ覚え…とにかく枝番号が最後につく)のロッカーに鍵を差したところ、偶然開いてしまった…とのこと。明瞭でわかりやすい説明で、充分納得できたのでこの件についてはこれで終了。
(電話いただいたついでに、スタンプ10個の無料宿泊の予約(14日)をした。まだまだこのホテルにお世話になります。)
幸い、このお客さんに悪意はなかった…というより、逆に、私が疑われても仕方ない状況…。もう一つ、ホテル側に文句を言うにしても、逆にクレーマー扱いされちゃうとこっちの立場が危ないので、文句言うのも慎重にしないとね。『おたくの社員がクレーマー的な行為を…』って言われるだけで、飛ばされるくらいの可能性はあるので…。
でもなぁ…このお客さん、間違って開けちゃったにせよ、私の荷物(衣類)が入っていたわけで、『なんか入ってたよ』ってフロントに言わなきゃダメでしょ。ご丁寧に上段に場所変更して、自分の荷物を入れちゃったんですね。
ホテルは…この話、引き継ぎしなきゃダメでしょ。このお客さんは引換券なしで『荷物がなくなった!』って言い始めるわけですから。人によってはいきなり警察呼んじゃうよ。ネットで話題になったら、ホテルの存続問題にも発展しかねないよ。気をつけて。これも一つの危機管理だよ。
もう一つホテルに注文。この手のトラブルの時は、部屋変えるくらいのサービスしなきゃダメでしょ。安全管理。客の安全を第一に考えてね。
あと自分。ここでロッカーを変えてもらうべきだった。安全を考えるなら絶対そうすべきである。
…ということで、珍しいトラブルに遭遇しました。いや、珍しいじゃなくて、あってはいけないトラブルですよ…。ただ人が作った物ですから、完璧はありえません。『カギは100%安全じゃない』ってこと、皆さんも心の隅に置いといてくださいね。