皆既日食まであと20年!

今から20年後、2035年9月2日(日)、日本で皆既日食が見られます。

※ この図は「emap for win 3.20」で作成しています。
この日は全国で部分日食が見られますが、この図のグレーの線の間では「皆既日食」が見られます。赤い線は、その中心線。実は、わが家はこの中心線のほど近くにあります。当日は、東京近辺からはもちろん、海外からも観測者が押し寄せて、交通渋滞がおこるかもしれません。(東京では皆既食になりません。部分食なのです!)


当日のわが家での現象予報時刻です。これも上記のソフトで作成しました。

2035年9月2日 北関東皆既日食


第1接触 08h46m11s 部分食の開始
第2接触 10h08m07s 皆既の始まり(シャドーバンド見えるか!?)
食甚   10h09m24s 食の中心時刻 この頃の太陽高度は55度
第3接触 10h10m42s 皆既の終わり(ダイヤモンドリングに注目!)
第4接触 11h37m45s 部分食の終了


皆既継続時間 02分35秒
最大食分 1.013


それでは、日食の様子を10分ごとに見てみましょう。
※ 以下の図は「Stella Navigator ver 9」で作成しています。
08時40分(JST)

日曜日の朝です。仮面ライダーが終わって、プリキュアが始まった頃でしょうか…(20年後も相変わらずやってたりして…w)。


08時50分(JST)


09時00分(JST)


09時10分(JST)


09時20分(JST)


09時30分(JST)


09時40分(JST)


09時50分(JST)


10時00分(JST)


10時10分(JST)


10時20分(JST)


10時30分(JST)


10時40分(JST)


10時50分(JST)


11時00分(JST)


11時10分(JST)


11時20分(JST)


11時30分(JST)


11時40分(JST)


皆既の頃の空。太陽高度は55度と好条件。太陽の左下には金星が見えるでしょう。


…とまぁ、天文マニアの私としてはこれが「人生の最後の目標」なんです。これを目標に、これから生きて行くつもりですけど…。でも、今年みたいな天候だとダメダメですねぇ。まぁ天候は文字通り「時の運」ですけど。
それ以上に心配なのが、自身の健康状態だったりします。あと20年後ということは、今よりも20歳、年を取っているわけです。血圧や肝機能は大丈夫かなぁ…?そして、昨今はことに目の衰えがひどいので、晴れてもちゃんと見えるかどうか…その辺りが気がかりです。


ちなみに、もしもこれを楽々クリアできる状態でしたら、次は2061年夏、ハレー彗星の再来を目指します。こちらは100歳オーバーなので、まず無理でしょうけど(笑)。天文マニアって、このように、いつまででも長生きしたい人たちなのですよねぇ…。



これ…実は、昨日の更新で書くはずだったネタです。半年ほど前から暖めていたんですけど、ついうっかり忘れました(笑)。