初めての 脳ドック

毎年、人間ドックに行っています。要するに「総合健診」ですけど、今年はその特別コースである「脳ドック」にしてみました。
うちの共済組合で提携している病院のうち、脳ドックのコースがある(たぶんMRIの機械を持っている)病院は、地元にはなくて隣の市、またはちょっと離れた市になります。水戸市にするか、つくば市にするか…で、以前住んでいたことのある、つくば市にしました。ずっと前、この病院で一度ドックを受けたことがありますが、いつだったか憶えていません。


主なメニューは次のとおりです。上の2つが大きな特徴です。

  • MRI
  • 頸動脈エコー
  • 身体計測
  • 採血
  • 尿検査


このうち、本日のメインとなる「MRI」というのを初めて受けました。強い磁気を使って身体の中の様子を立体的に捕らえることができる検査です。狭い空間でじっとしていなければならないので、閉鎖空間が苦手な人には苦しい検査ですね。おまけにいろんな金属音が耳元で鳴り響きます。騒音の中に置かれて耐性を試される感じです。
実は、検査と検査の間がかなり時間があり(ヒマでしょうがないくらいです)、ロビーでツイッターしてました。そしたら、リキマニさんが書き込みに反応してくれて、いろいろ聞くことができました。おかげさまで覚悟というか、心の準備ができました。持つべきは友、ありがたや、ありがたや。
「暗いよ、狭いよ、こわいよー!」に相当する台詞があるとすると、「こわいよ、狭いよ、うるさいよー!」ってことになるでしょうか。キンキンだったりカンカンだったり、なんと表現すれば良いのか、ホントにいろんな騒音が頭のすぐ近くで鳴る感じ。その他にはほとんど身体に変化は感じません。…が、鼻の下の産毛があるあたりがちょっとむずむずしました。たぶん強い磁気で産毛に静電気が生じて少し動いたりしたんでしょう。
最初のうちは『うるさいなー、まだ終わらないかなー』と思っていましたが、そのうち眠くなってウトウトしてしまいました。うるさいのは慣れれば大丈夫ですね。でも動けないのはいやだなぁ…。


次の「頸動脈エコー」は、以前、普通のドックのオプションで受けたことがあります。腹部エコーみたいに、ぬるぬるした液体を塗って超音波が出る器具を押し当てて見るんです。…こちらも、ちょっとウトウトしてしまいました(笑)。オレって意外と神経が太い?


さて、脳ドックの結果を医師と面談。もしかして「あー、脳みそスカスカですね。アルコールのせいですかね。」とか言われたらどうしよう…とドキドキしていましたけど…。
2つほど脳内に白い点(白質変化)がありましたが、あっさり『これは加齢によるものですね』と言われました。「加齢」…でちょっとショック(笑)。あぁ、でも現実を見ないとね…。その他、脳内には特に異常は見られない、とのことです。


頸動脈エコーの方は、血管壁がやや厚くなっている(血管が狭くなっている)箇所がある、とのことで要注意です。こういう場所が動脈瘤に変わることが多いそうです。中性脂肪を減らすようにしないといけません。

これ見てわかりました。前回この病院を受診したのは、1993年3月8日。22年前でした!(大昔ですね…)


ちなみに総合判定「E」というのは、既に治療中である事を意味します。高血圧は投薬療法を続けていますので…。



中性脂肪、尿酸値、あと腎機能にちょっと数値異常が出ています。


とまぁ、いくつか要注意な点が見つかったものの、「即、入院」などという深刻な事態はありませんでした。今後も気をつけて生活したいと思います。
皆さんも健康にはくれぐれもご注意ください。そして機会があったら、脳ドックを受けてみてください。特に、身内に高血圧の人がいる、40代以上の方。早めにご自分の健康状態を把握した方が良いですよ。


では皆さん、お大事に。