グレージング観測

ちょっと観測に出かけてきます。詳しくは後ほど。


【以下、2年前の同様の記事よりコピー】

グレージング観測って何かといいますと…

  • (主に)月が、他の天体を隠す現象を、掩蔽(えんぺい=オッカルテーション occultation)または星食といいます(日食もこの一種と言えます)。その際、星が月の縁をかすめるように隠されるのを、接食(グレージング・オッカルテーション grazing occultation)といいます。この観測を、通称、グレージング観測と言っています。地図上に投影すると、食されるかされないかの限界線が1本の線になりますので、限界線星食とも言います。この限界線をはさんで数100mおきに観測者を配置し、恒星が隠されるのを記録して図に描くと、月縁の山の姿が浮かび上がることになります。人数が必要なので、同好会などで観測テーマとされる事がある現象です。


今夜は下弦前の月の北端が、ZC951という恒星(オリオン座の6等星)をかすめます。時刻は00:17頃。月は比較的高く上っています(約55度)から、観測チャンス。前回ほど「起きているのがつらい時間」でもありません。でも、明日が休みだったら良いのになぁ…。(とか言いつつ、休みは取ってありますけどw)


昼間は良く晴れていましたけど、今は雲が出てきました。果たしてどうなるか?…ではまた後ほど。