スポーツニュースで先に結果がわかる読み方をするのはなぜか?

まずはじめに、1日のいろいろな事が終わり、スポーツニュースを見るのって、けっこう楽しいですよね。この場合、視聴者は各スポーツの結果を知らないものとします。(「怒り新党」の夏目アナみたいな読み方を、脳内でしてくださいね。)でも、なぜか、映像を見ている途中で結果がわかってしまうような読み方をするニュースがあります。『後半も○○を中心にゴールに迫りますが…』の『が』。『9回の裏、二死満塁と責め立てますが…』の『が』。この『が』がいちいち余計です。これ絶対言わなくて良いと思うのです。楽しみを奪われた気になって、ガッカリしてしまいます。


あー、このネタ本当に「怒り新党」あたりで取り上げているかもしれないなぁ。そう思って検索したところ、知恵袋系のところに答えが書いてありました。曰く『民放ではチャンネルを変えられないように結果を言わない』とのこと。えーと、不満がある読み方だったのはN○Kだったかどうかまでは憶えていません。でもどうなんでしょ?
答えを先に言っちゃうことの必要性は感じられません。どんなニュースでも、映像を流しながらだったら、その映像に合う音声が必要なはず。映像を流しながら先読みしちゃうって、どんな感覚で作っているんでしょ?それにN○Kだって、スポンサーのからみはないにしても、視聴率は気にしているはず…ですよね。
大半の人は結果を知らずに、どうなったか知りたくて見るんじゃないかなぁ。ライブで見られないけど、疑似ライブ体験したくてニュース見るんじゃないかなぁ。(そりゃもちろん、今日はひいきのチームが勝ったので気分良くて、何度でもあちこちのチャンネルで見たい…って人もいるでしょう。でも大半は違うと思うんだよなぁ。)
たしかに「ニュース」というものは結果を伝えるのが重要で、結果を1秒でも早く伝える方が効率は良いと思います。でもこの場合は違うでしょ。映像に従ってミニストーリーを作ってこそのスポーツニュースだと思うんですよね。それができなきゃ、一つの映像作品としては失敗だと思います。映像が良くても、音声を加えた総合作品としてはダメ。映像と音声が合っていない失敗作品って事です。


そんなわけで、しょーもないスポーツニュースの時はさっさとチャンネルを変えることにしています。


ついでですが私、星占い(今週の運勢みたいなやつ)が出てきた時もさっさとチャンネルを変えます。あんな根拠も何もない事で貴重な放送時間をつぶすなんて信じられません。そして、そのテキトーな文章を書いてお金を得ている人がいるみたいで、無性に腹が立ちます。何が腹立つって、ヤツらは言ったことに対して一切責任取らなくて良いんですよ。「瑕疵担保責任」なんて無縁の人たちなんです。


話が脱線気味ですが、スポーツニュースは映像とともに結果を伝えて欲しいと、切に願っております。