NFLチャンピオンシップ

NFLは今日、両リーグのチャンピオンシップゲームがありました。それぞれのカンファレンスチャンピオンが決まり、このチャンピオン同士がスーパーボウルで対決するのです。
今年はBSで生中継。AFCNFCとで一部時間が重なりそうですが、ツインチューナー内蔵のHDDレコーダーだから大丈夫。…のつもりでいたのですが…。
帰ってきて録画を見始めたら、途中で終わってしまいました。それも、思いっきり盛り上がる、試合の終盤で…。それが、AFCNFCも両方です…。というのは、NHKBS放送ってそれぞれ2枠ありますよね。延長になるともう一つの枠に移動して放送するわけで、番組枠指定で予約していますから、チューナーはそこまで着いて行けません。かくして、試合がもつれればもつれるほど、肝心の部分が見られない…という困った状況になる事が判明した次第です。んなら最初っから102で放送すれば良いのになぁ!


ま、それはともかく、次のように決定しました。

結果としては超順当、両カンファレンスとも第1シードが勝ち上がりました。
AFCデンバー・ブロンコススーパーボウル戦績は2勝4敗。6回出場のうち5回はQBジョン・エルウェイの時代でした。逆転勝利の名人として知られるジョン・エルウェイでしたが、スーパーボウルではなかなか勝てず、2年連続出場したものの連敗。1年おいてまた敗戦。スーパーで勝利するのはさらに8年後のことになります。面白いのは、デンバーが6回出場したスーパーボウルでの対戦相手、全て異なるチームなんです。なぜか再戦というのがありません。今回のシアトルとの対戦も初めてです。
ジョン・エルウェイと、現在のQBペイトン・マニング。両者の因縁として「ドラフトでコルツに一巡指名された」という共通項がありますが、エルウェイは入団拒否、マニングは入団しています。コルツというチームは長いこと弱小チームで、だからこそ全体1位の指名権があるわけですが、エルウェイは江川ばりに「弱いチームはイヤだ」と拒否し、ブロンコスにトレードされた経緯があります。一方のマニングは弱小コルツに入団し、コルツを強豪に育て上げていったのです。
NFLドラフトの歴史の中でもう一人、やはり弱小チームへ入団拒否したQBがいます。イーライ・マニング。ペイトン・マニングの実弟です。サンディエゴ・チャージャーズに指名されたもののこれを拒否し、トレードでニューヨーク・ジャイアンツに入団しました。ちなみにイーライはジャイアンツでスーパーボウルに2度勝っていて、兄のペイトンの1度よりも多いのです。でも兄弟そろってNFLの一流選手で、しかもスーパーボウルで勝利、さらにスーパーボウルのMVPも取っているんですから、すごい兄弟です。今回のスーパーボウルで、兄は弟に追いつくのか???


NFCシアトル・シーホークススーパーボウル戦績は0勝1敗。1976年に誕生した比較的若いチームですが、なかなか強いチームにはなれなかった印象で、地区優勝も80年代と90年代に1回ずつ。スーパーボウルに初出場したのは2005年シーズンのことで、ピッツバーグ・スティーラーズの前に敗れています。


スーパーボウルのQB対決、実に楽しみです。ブロンコス円熟のQBペイトン・マニングか?シーホークスの新進QBラッセル・ウィルソンか?オッズはブロンコス有利となるでしょう。でもシーホークスに頑張って欲しいなぁ。判官贔屓的な心境ですけどね。それに、ほら、デンバーよりシアトルの方が日本に近いし…(笑)。