カンカラ三線、完成

先日、12月3日の更新で書いた、カンカラ三線が完成しました。
棹のやすりがけをして、組み立て、弦を張って、馬を立てて、ほぼ完成です。大して難しいこともなく、やすりがけが終わったらすぐにできちゃいました。(クラシックギターの弦を張ったことがある方なら簡単、という感じです。)


よくギターを撮るカーテンの前で。


三線のチューナー部分。ギターに慣れているのでチューニングしづらい…すぐに緩んでしまいます。これは、慣れるしかないんでしょうね…。


ボディの裏側。ただの空き缶(笑)。まさにカンカラです。


糸かけ。糸かけ自体も糸でできています。蝶結びができないほど不器用な人には難所です。


弦を張ったところ。ネックの根元なんですけど、こんなに非対称で良いんでしょうか?まぁ、手作りの味ってところでしょうね。


完成してから気づいたのですが、カンカラの縁って、ちょっと高くなってますよね。でも弦を張る場所の直下は、ちゃんと削ってありました。親切設計です。


カンカラの反対側も、糸かけが通るところなので削ってあります。


このカンカラ三線、ちょうど長押(なげし)フックに掛けられます。


こんな感じです。一家に1本、カンカラ三線(笑)。


偶然、掛けられたんですけど、これにはネックの細さが関係しています。38mmくらいかな。


とりあえずチューニングしてみたけど、難しいわぁ…。ギターのチューナーがいかにうまくできているか、身にしみてわかります。そういえばウクレレのチューナーも三線と同様の構造ですけど、あれもイヤがってギター風のチューナー付ける人がいるもんなぁ。その気持ちわかります。改造しちゃおうかなぁ…(笑)。
そんなわけで、まだ曲らしい曲は弾けませんけど、少しずつ練習して行きたいと思います。