よく行くショッピングセンターにエレベーターがありまして、その中の注意書きに、『ペットをお連れの方は以下の経路のみ…云々』のあと、『ペットは必ずゲージに入れて…』とありました。
いや、間違いの揚げ足を取るのも趣味悪いな、とは思いますけど、この手の間違い、勘違いってけっこう多いのです。掲示物は必ず校正しましょうね、なにしろ「掲示(けいじ)」ですから(笑)。
例に出した注意書きは、ペット用の測定器って何?…みたいな話になっちゃいますよね。あと、野球の練習場にある、バッティングケージ。あれもゲージって言っちゃう人がいますけど、それだと「打撃用標準物差し」みたいな意味合いになっちゃいます。ご注意あれ。
同様に間違えることの多い外来語をいくつか。間違えるというよりも、ちゃんと憶えていないのかな。(自分もですけど…)
- バドミントン(badminton)…バトミントンは間違い。
- アボカド(avocado)…アボガドは間違い。アボガドロの影響か?
- ドック(dock)…人間ドックのドック。これ、ドッグって言っちゃう人も…いる?いぬ?
- ティーバッグ(tea bag)…ティーパックじゃなく、バッグです。もちろん、Tバックでもありません(笑)。
こんなこと書いたけど、でも、うちのあたりの訛り(茨城弁)って、『濁音になる』場合が多いんですよね。特に『2文字めにカ行タ行が来たら濁る』ことがほとんどです。あ、茨城と言っても広うござんす。私の認識と違う場所があっても、どうぞご容赦を。
主観ですが、濁音を加えることで、さまざまなニュアンスを強調しているように思えます。あくまで主観ですよ、これ。
- 馬鹿…ばが。普通にバカというよりもっと馬鹿にしている感じになります。
- 猫…ねご。普通のネコよりも、トシ取って目やにをためて、のそのそしている感じになりません?
- イカ…いが。普通のイカよりも(略
- みかん…みがん。普通の…(略
- 暑い…あづい。普通の暑さよりも、非常にじりじりした暑さを連想します。
逆に、濁り音が続きそうになると、濁るべきところを濁らない、という読みもあります。これは県内でも地域によって違うと思いますけど…。
- 一時間…いぢちかん
で、何を言いたいかというと、こういう濁り方が当たり前になっているので、うちの地元の人はバドミントンでもバトミントンでも気にしない…って人が多いんじゃないかなぁ…と思うのです。
でもそれじゃいけないよなぁ…。やっぱり言葉って、できるだけ正確に使わないと…と、私は思います。言葉を使ってコミュニケーションを図るブロガーであれば、なおさらのことです。