ジャンベ完成!

5月の日曜日、4回シリーズで、ジャンベ教室がありました。ジャンベ、ジェンベとも言いますが、アフリカ原産の太鼓です。皮が比較的薄く、手でたたきます。このジャンベを自分の手で作り、なおかつ演奏も教えてくれるという教室が、島村楽器で開催されました。

これが今回の教室のチラシ。面白そうなので、話を聞いてすぐに予約しました。5月の日曜日4回全て使いますので、一瞬、全部参加できるかな?と思いましたが、なに、予定なんて合わせればいいや、1回くらい休んでもなんとかなるだろ、とすぐに決定。ブログのネタにもなるし(笑)、けっこう楽しみにしていました。
ところが…ところがです。初日5月6日の1日前、5月5日にギックリ腰をやってしまいました。6日、一応、行こうかなという気持ちはあったのです。車に乗るのはなんとかできるだろう、と。で、よし行くか、と決心し、着替えを始めたところで断念しました。だって…靴下が履けないのです…。かがむこともできないし、ましてや片足立ちなんて、とてもとても…。あ、こりゃダメだ。家で寝ていないといけない状態だわ…と即座に理解しました。
2回めは12日。この日はなんとか車で移動できたのですが、あいにく天文関係の寄り合いがある日。それが終わってから行ったので、午後の部(製作)は欠席、夜の部(演奏)のみ参加となりました。生徒は3名。うちフルート教室でお馴染みの仲間が一人です。先生は横須賀から来てくれていますが、この方のお話がとにかく面白い。幅広い知識、独自の視点、愛のある思考(これ大事!)、教え方も、適度にヨイショしてくださるので、時折くじけそうになる弱気な私なんかにはたいへんありがたいです。
3回めは19日。アコースティックナイトの次の日でした。この日に私はようやく製作を開始。遅れを取り戻すべく気合いを入れました。おかげで撮影するのをすっかり忘れていました(笑)。で、その日が終わってできたのがこれです。

あはは…どう見てもこれ、漬け物樽ですね(笑)。元々のパーツは、断面が台形な木材です。それを組み合わせていくと、台形ですから少しずつ曲面になり、このように樽状になるのです。


で、今日26日、完成しました。これです!受講生3人の作品。私のは真ん中です。

大きさがわかるように、持ち上げてみました。

さて、どのパーツがどうなったか…なんとなくわかるでしょ?
上のパーツを、先生がやすりがけ・ニス塗り・組み立てしてくれて、ジャンベのボディになりました。今日の作業は、皮張り用の上下リングにロープをかけて行くことに始まり、リングに皮をはさみ、リングをロープで引いて皮を張る、そこまででした。この、ロープを締め上げて引いていく作業が、実に力がいる作業です。腰が痛い人なんかは絶対やっちゃダメです(笑)。


まだ皮は半乾き。一週間くらいして、もう一度ロープを締め上げていく必要があるそうで、それまで湿度管理が大事だ、というわけで、エアコンの完備した島村楽器さんに預かっていただくことになりました。今でも一応、ジャンベとしての音は出ますが、本格的にはもう一歩、というところです。なので、音源のアップはもう少し先のことになりそうです。


ふう…なんだか自分がジャンベを作っただなんて、まだちょっと信じられないような気持ちもあります。でも一つの充実感がありますねぇ。その代償として、明日は筋肉痛だろうな…。いや明後日かも(笑)。


同様のキット。パーツ構成がちょっとわかります。

一応これアフィリエイト貼りますが、組立製作にはかなりの手間と根気が必要です。私は先生の言うとおりにやっていったので無事に作れましたが、一人ではとてもとても無理でした。木工が得意で、ジャンベの基本構造が理解できている方でないと、一人で組み立てるのは厳しいと思います。


【オマケの一言】
今日から私も、「たいこ持ち」!